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EROSというのは、ギリシャ神話の愛の神『キューピッド』のギリシャ語です。かけたときに、人を魅了できるような、魅力のあるデザインを心掛ける眼鏡ブランドになるように願いを込めたブランドネームです。ここでは、EROSのデザイナーとして、仕事の内容はもちろん、 プライベートについても綴っていきます。EROSオフィシャルサイト→http://eros-eyewear.com
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Feather
いよいよ素枠の検討会が始まりました。
来年の春のモデルです。 その検討会では、形として上がってきた眼鏡フレームに対しての最終の検討を行います。結構な緊張感です。ズレ、傷、強度、全体から伝わるイメージや色気、そんな抽象的なところまで話し合います。EROSでは、デザイナーがうるさい(?)事もあり、この検討会では呼んでもらえます。以前、このブログでも紹介していたフェザーが完成しつつあります。シルバーのキャスト、出来上がったキャスト部品をいぶす(黒くする)業者の選定、価格、状態まで全部チェックします。いつでもギリギリのところでのせめぎ合いのEROSはこの段階での数円がとても重要になってくるんです。燻されて真っ黒になった状態のシルバーをKAzがポリマール(研磨剤の入った布)を使って手で磨きます。磨き方とか、どれくらい光らせるかなんて、十人十色。だから、その磨きの為のサンプルまでもが必要になります。KAzが磨いたシルバーのパーツは、このようにして、透明の樹脂で固めてしまい、大気にふれないようにしてくれていました。自分の会社の工場ながら、ほんとにこの工場の管理はすごい、と思いました。ここまで厳重に、その瞬間の色味、状態を封じ込めて、現実に向かって動き始めてくれています。今日の会議でも、本当に、皆がプロ、でした。春には、このフェザーを使ったWingedEyewearが完成します。毎回思うけど、ほんとにみんなの思いが詰め込まれたフレームが今回も完成を迎えます。みなさん、ありがとうございました。最高だ。この仕事しててほんとによかったと思える瞬間。 PR コメントを投稿する
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プロフィール
HN:
KAz
HP:
性別:
男性
自己紹介:
EROSというのは、眼鏡のブランドです。
主にメンズブランドですが、女性にもかけられるようなデザインとサイズを意識したモデルもあります。 眼鏡、アイウェアーというと、どうしても モノよりな見方をしがちですが、 一番大切なのはかける人です。 かける人がよりよく見える眼鏡。 そして、その眼鏡をはずして素顔を見たいを思わせる眼鏡、そんな眼鏡を作りたいと思います。 かける、魅せる、素顔を気にさせる、 取ったときの意外性や、感動を与える。 そんな眼鏡ができるといいですね。 なにしろ主役はかける人ですから。 今後は仕事の内容はもちろんですが、それ以外のプライベートな情報も載せていければと思いますので、 皆様宜しくお願いします。 カウンター
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