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EROSというのは、ギリシャ神話の愛の神『キューピッド』のギリシャ語です。かけたときに、人を魅了できるような、魅力のあるデザインを心掛ける眼鏡ブランドになるように願いを込めたブランドネームです。ここでは、EROSのデザイナーとして、仕事の内容はもちろん、   プライベートについても綴っていきます。EROSオフィシャルサイト→http://eros-eyewear.com
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フロントテーパーの検証

今日は、フロント(眼鏡の前枠)のテーパー(斜めに切り落とす)の
形状検討をしてみました。
これが最初のテーパーを入れる前の写真。50d90c0b.JPG










なんとなくわかりますかね?
フロントからヨロイ(前から横にかけての部分)の
面の切り替わり方が四角い感じですね。
このままだと張り出しの
(正面から見たときのレンズからアウトラインまでの幅)
面が広く、間延びするため、顔が大きく見えてしまったり
お目目が中心に寄って見えたりします。
そこで、ヤスリを使って面を落としていきます。
まずは、上下にテーパーをつけたタイプ。
6a3477fc.JPG










つって見えるので上下に落とし、真ん中に残された面を
なめらかにヤスリでつなげてみました。なかなか上手!笑

次に、つなげないで小さな面を作りながら、
フロントにもテーパーを入れたタイプ。
0583b7bd.JPG










これもなかなかキレイに入りました。
ただ、量産を考えると、バレル時に
(大きな樽にクルミの粉砕粉などをいれて一緒にまわして
 研磨する過程)
で角が取れてしまう可能性があり、このタイプは
再現性が低いので、却下。かっこはいいんですけどね。

最終的に、まとまりそうなのは、このタイプ。
結局シンプルにまとまりましたが、実際に使用する生地と
魅せるためのポイント、そして使う人の事を思うと、
このカットの仕方が一番、的を得ているという結果からです。
最初のカットと同じに見える??
ea27a21c.JPG









そういう風にみえるかもしれませんが、
下を見てみてください。↓↓↓
6d4fe4d8.JPG18f98e40.JPG









正面から見えている張り出しの幅が違うのがわかるでしょうか。
この幅が顔の大きさ、小ささを左右し、顔の中の目の位置の
印象を決定する、微妙だけど、大事なポイントなんですねぇ~。
ちょっと、削りすぎて、丁番(眼鏡の蝶つがい)の金属が見えてきましたが
これは、量産、設計の時に見えないように指定すれば治るので
心配なし、です。ちなみに、右も左も玉型は同じです。
(玉型=眼鏡のレンズの形)

今日は、一日の半分くらいを
ヤスリを持ってすごしましたぁ~。

その後の打ち合わせで
また別の仕事が入ったので、今晩は図面修正になりそうでーす。

ちょっと最近、眼鏡のブログ更新が増えてきました。笑

ちょっと専門用語が多い内容でしたが、ご勘弁を☆
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プロフィール

HN:
KAz
HP:
性別:
男性
自己紹介:
EROSというのは、眼鏡のブランドです。
主にメンズブランドですが、女性にもかけられるようなデザインとサイズを意識したモデルもあります。
眼鏡、アイウェアーというと、どうしても
モノよりな見方をしがちですが、
一番大切なのはかける人です。
かける人がよりよく見える眼鏡。
そして、その眼鏡をはずして素顔を見たいを思わせる眼鏡、そんな眼鏡を作りたいと思います。
かける、魅せる、素顔を気にさせる、
取ったときの意外性や、感動を与える。
そんな眼鏡ができるといいですね。
なにしろ主役はかける人ですから。

今後は仕事の内容はもちろんですが、それ以外のプライベートな情報も載せていければと思いますので、
皆様宜しくお願いします。
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