忍者ブログ
EROSというのは、ギリシャ神話の愛の神『キューピッド』のギリシャ語です。かけたときに、人を魅了できるような、魅力のあるデザインを心掛ける眼鏡ブランドになるように願いを込めたブランドネームです。ここでは、EROSのデザイナーとして、仕事の内容はもちろん、   プライベートについても綴っていきます。EROSオフィシャルサイト→http://eros-eyewear.com
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

彫塑
P1000776.JPGさてさて、EROS、来年に向けてのデザインもだんだん固まってきました。(その前に、今年の秋にとんでもない新型がありますが!!!!笑)
その中で、モチーフ、イメージ、またその表現を職人さんや工場側に伝えなくてはいけない事も徐々に増えてきます。今回、ご紹介するKAzのツールは、カトルボーン。そう、以前、ご紹介したことのある、イカの甲羅ですね。この写真のよう、もともとは、インコなんかの小鳥のエサですね。カルシウムをとるとかなんとかの目的のものです。
P1000777.JPG中をあけてみるとこんな感じ。ただのイカの甲羅ですね。笑ただ、この質感ですね。感じでいうと・・・・でんぷんを固まらせた個体、とでも表現するべきでしょうか。とてももろい素材で、鉛筆なんかでなぞっただけでも跡がつく柔らかい素材です。蛇のモデルのときに使ったのもこの素材です。微妙な彫刻、レリーフ状の模様のへこみ方、くぼみ方なんかは、どうしても図面では表現できずに、口頭で説明するしかありません。でも、実際にモノがあるとそのイメージがよりリアルに伝わりますよね。その時にKAzがよく使う秘密の道具です。
P1000780.JPG今回は、あるイメージがあって、その模様を表現するのに使いました。これを削ったのは、普通のやすりです。目が粗い以下の甲羅だったので、ちょっとやりにくかったですが、まぁ、イメージは伝わりそうです。これに加えて、データを作り始めます。うまくいくといいね。
PR
集中
先日の作品、今晩は少し集中して進めてみました。
106b4dce.jpeg先日のブログの未完成のほうですね。その前の小さい作品の方は、色合いや情緒にこだわりすぎているような気がしました。いろいろな見方があるとは思いますが、今回の作品群は自分に素直に描く事も心がけているので、敢えて〝緑!!!!〟といった表現にシフトしてみました。もちろんまだ完成ではないですが、その緑の幅が狭い気がします。調子にのって様々な色味をここから振る事はあまり考えませんが、もう少し、奥行きのある緑を表現したいですね。手前の太い木に木漏れ日が差し込んでいます。これは、写真に撮るとそれなりに写っていますが、実物はいま一つ納得がいかず。。最終的に仕上げるのは、ちょっと考えてから。。。この作品の完成をお見せするのは、来年の3月だと思います。
3368c696.jpeg今日は作品をもう一つ。屋久島の渓流ですね。んー、じつはのらりくらりと始めていた作品で、気がつくとちょいちょい、といった感じで進めていた絵です。いつの間にか、ここまで進んできましたが、水の流れの表現が、自分の中でいまひとつ・・・。この作品については、先日の川の絵じゃないですが、一旦、全てを潰してもう一回、描き始めるかもしれません。。。。2.3日置いて考えてみまーす☆
その後・・・
今日は、上がってきたキャストを磨いたり図面の修正をしていました。最終的な段階には入っているのですが、これ!と決める段階までにはなっていないので、もう少しお待ちを・・・。
という事で、
P1000772.JPG先日の作品の進捗を報告してみようかと思います。お伝えした屋久島の第一作目は、ぼちぼち完成しました。奥の林の感じが、自分の中で未だに『?』が残っていますが、どうしたらいいのかが今一つ、ピンとこない感じです。それでも、まぁ、そこそこイメージ通りの感覚に近づいてきています。この作品は、額装もしないで、部屋にかけてみています。何度も見てると、何度も見方を変えてみると、それまで見えなかった事が見えてきたり、あーここかー、といった感覚を感じる事があるからですね。

P1000768.JPG続いて、こちらは、本作、というか、もっと大きい作品です。上の作品は実はけっこう小さいんです。大きさでいうと、A3くらいですかね。この作品はM30といって、ポスターくらいの大きさの横長のプロポーションのキャンバス。額装すると結構な大きさ、重さになりますが、自分のイメージではこのサイズでした。ただ、場所を取るので、なかなか、描き進めるのに大変ですね。ここ最近は、この作品に向かっています。

P1000769.JPG屋久島の渓流の作品も実はボチボチ進めています。部屋中、絵ーだらけです。この作品も、いい感じなるといいのですが・・・。また報告しまーす☆


キャスト完成!

6e740e08.jpeg先日、ワックスで削った原型を元にキャストで流したシルバーが完成しました。結構、感動的なものですねぇ。この段階は、キャストのツリーからそのまま出したばかりのもので、まだ表面に石膏が付いています。ワックスの形状に石膏を流し込んで、そのワックスを溶かして空洞を作ります。そのできた空洞に銀材を流し込んでいきます。だからロストワックスっていうんですねぇ。その結果、こんな風に、表面にふれている部分は石膏が残るわけです。
P1000763.JPGP1000766.JPG表面についている石膏をワイヤーブラシできれいに取り除いていきます。ここまでシルバーが見えてくると、それらしくなってきました。それにしても、相当細かいところまで再現されてします。0.4,5㎜の傷や凹みまで再現されてしまいます。きちんと、ワックスの段階で表面を作っておかないといけないんですね。ここまで、と思っていなかったのでよい勉強になりました。一筋一筋のナイフの後までが表現されています。
P1000767.JPGP1000762.JPG様々なフェザーができました。今回は、採用率の高そうなものをご紹介します。この写真はマジックを使っていぶした状態のようなイメージを作り出しました。また、リューターで表面をきれいにして、より“羽らしく”表現したものです。本当に、シルバーらしくなってきました。ここまで来ると、ほとんどの人が羽、と言ってくれました。結構、安心しました。ここまでいろんなフェザーを作ってみましたが、意見が割れています。笑
特にボスとYU。 入れ方、見せ方、使い方、大きさなど。笑 今日の段階でだいたいはまとまってきたので、もう一度、これらを溶かしてやり直す事になりそうです。少しづつですが、進めていきます。んー結構、うまくいったんじゃないでしょうか!
今夜の・・・
今日(昨日)の日中は山奥にいって作品の完成を目指していましたが、アトリエには、また別にとりあえずの完成に向けて進めるべき作品があります。
P1000721.JPGそれはそれで確実に、一歩づつだけど、前進しております、先日の屋久島です。この作品の目指すべきポイントは、緑の種類ですね。とにかく、緑!!!!って感じの作品にしたいのですが、そこでの魅力はどれだけの緑を使うか、そんな所じゃない?先日ご紹介した作品と同じもの。すこーーーし進んだような気がします☆   きょうは、日本酒を飲んだので、そろそろ気持ちが・・・。
自然の中で・・・
015dd176.jpeg61ccd888.jpeg本日は、やっと休みがとれ、作品の完成に向けて、大野の山奥に行ってきました。ここは、KAzのお気に入りのスポット。しかも、川の中央から川上に向かったシンメトリーに近いこれまたKAzの好きな構図。大自然!!!!!って感じですよね。どこにいるのか、ぱっと見でわからないので、ぐーーーーっと寄ってみるとこんな感じです。(写真左)
今日は、水量が多く、若干ビビり気味でしたが、決行結構という事で、じゃばじゃば入って描いてきました。ただね、水は絶対に汚すことはできないから余計な道具は一切もちません。


38871eaa.jpeg風景画を描く者としては、普通な事かもしれませんが、『現場に行く』事の贅沢さを改めて実感しました。自分が東京を離れたのも、離れる時に、迷いがまったくなかったのもこういう環境を求めていたからだと思います。この十数年、その気持ちが変わらず、いまでもこうして作品に向き合う心を持ち続けられてよかったと思います。
ただですね・・・・・。水がですね、とっても冷たいんです。笑
普通に描いてそうに見えますが、半端じゃないくらい、足がかじかんでいます。
2ef08cad.jpeg今日は、水面の光を描きこんで、実は完成させようかな、と思っていたのですが、実際に風景を見て、光や色合い、また改めて感じてみると、結構伝わってくるイメージがちがいました。周囲の岩や木の枝を描き始めると、とうぜん、時間がかかってしまい・・・。今日は完成させる事ができませんでした。まぁ、急ぐ事ではないので、また来ます。がんばります☆
描きたいものから・・・
DSC05912.JPGまずは、この風景からはじめています。この作品に対しては、グレーズを使ってベースを作ってみました。漠然としがちな色面が多い為ですね。今回は最初からの紹介ではないので、初期段階の写真は割愛しました。最近では、あまり写真も取れなかったので、すみませんでした。これでもまだまだベースに近い段階ですので、ここからまたがらっと変わりますお楽しみに☆
Dedicated
キャスト投入!!
b53136ce.jpegfb62b6d5.jpegやっと、それらしいフェザーの原型が完成しました。いろいろな試行錯誤の結果、この段階でひとまず、銀でキャストをふいてみよう、という事になりました。基本となるのは、全部で4種類。参考までに定規をあてて撮影してみましたが・・・

8eea2d5e.jpeg1f8ec6eb.jpegけっこう細かいです。こうしてみると、よくこんな細かいところまで、見る事ができたな、と自分のお目目を褒めてあげたくなりますね。これは、ほんとに、しらふじゃないと、できない作業でした。まぁ、会社なので当たり前ですが。。。笑   問題はこれら細かい微細な彫刻まで、きちんと、キャストで流れるか、どうか、といったところです。
24a25f70.jpeg今回、新しく準備したのは、銀財950。通常よりも純度が高いモノだったのですが、925と比べると、流れにくいとの事。なので、自宅までかえって、自分のシルバー細工に使う銀財を持っていきました。これなら、おそらく?92.5%の純度なので、きちんと再現できるのではないか、との事でした。それにしても、0.3~0.5mmくらいの刻みですね、、、。果たしてこれらがきちんとできるかどうか。キャストの完成は、約一週間後と言われました。でも、職人さん、優しいので、きっともう少し、早く上げてくれると思います。
今回は、PCの前のデザインよりも、ロストWAXの加工作業の方が時間がかかりましたが、こういうのもまた、面白いかな、と思います。ネイティブのシルバージュエリーなんかは、オリジナルの作者が紹介されたりしますよね。きっと、あれは、思い入れや、その人の願いが込められているからこそ、紹介されるのだと思います。EROSでも同じように、気持ちを込めて、ひとりひとりの手に渡せる事を願うからこそ、自分で作る、事にこだわりました。前回のダリアのような形状の場合は、シンメトリーなので、精度や形状を表現する為に、3Dや機械も必要でしたが、今回のフェザーのような場合は、作り手の心理やコンディション、また理想やイメージによって、それが大きく変化していきます。だから、自分で作っていくことにこだわりました。デザインもして、彫刻もして、最後にやっと、自分で手掛けた、と言えるのだと信じています。あーーーーはやく上がらないかなあ~。お楽しみに!








屋久島の空気
DSC05910.JPG先週から、製作の為に、屋久島に行ってまいりました。これまで、屋久島は自分の中の題材として、10年以上気になる存在となっていました。今回、あるところから、『屋久島へは、呼ばれて行くんだ』、とお聞きしました。なるほど、自分で行こうと思うのではなく、向こう(屋久島)がそのタイミングを決める、なんだか自分にはしっくりくる理由でした。その屋久島、あっという間の時間でしたが、自分にとって、この島は、本当に素敵な島でした。ほんの数日間でしたが、この島ではいろんな事があったので、その①としては、行きました!というご報告と・・・・
DSC05909.JPGDSC05906.JPGスケッチを描いたので、写真ではなく、まずはスケッチからその空気感が伝わればな、と思います。絵を描くからかもしれませんが・・・・、意外と臨場感は絵の方が伝わるのじゃないかな、、、とも思います。いつもは、ここまでのスケッチは描かないのですが今回は、結構大きめの作品に取り掛かり始めるという事と、ここ最近のモチーフとはガラッと毛足が変わるので、一度、切り替えの為にも、描いてみました。【奥行き】や【光】を感じさせたいのですが、なかなか表現できませんね。鉛筆だけ、というと、弱音のように聞こえてしまうかもしれませんが(笑)、油彩の時には、もう少し、奥行き感がでるように、頑張ります。
カレンダー

03 2026/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
フリーエリア

最新コメント

[12/10 hama]
[09/09 yoo]
最新記事

最新トラックバック

プロフィール

HN:
KAz
HP:
性別:
男性
自己紹介:
EROSというのは、眼鏡のブランドです。
主にメンズブランドですが、女性にもかけられるようなデザインとサイズを意識したモデルもあります。
眼鏡、アイウェアーというと、どうしても
モノよりな見方をしがちですが、
一番大切なのはかける人です。
かける人がよりよく見える眼鏡。
そして、その眼鏡をはずして素顔を見たいを思わせる眼鏡、そんな眼鏡を作りたいと思います。
かける、魅せる、素顔を気にさせる、
取ったときの意外性や、感動を与える。
そんな眼鏡ができるといいですね。
なにしろ主役はかける人ですから。

今後は仕事の内容はもちろんですが、それ以外のプライベートな情報も載せていければと思いますので、
皆様宜しくお願いします。
バーコード

アーカイブ

最古記事

(10/15)
カウンター

アクセス解析