忍者ブログ
EROSというのは、ギリシャ神話の愛の神『キューピッド』のギリシャ語です。かけたときに、人を魅了できるような、魅力のあるデザインを心掛ける眼鏡ブランドになるように願いを込めたブランドネームです。ここでは、EROSのデザイナーとして、仕事の内容はもちろん、   プライベートについても綴っていきます。EROSオフィシャルサイト→http://eros-eyewear.com
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。




秋の新型のイメージショットの時期にさしかかりました。
といっても、イメージを作る為のイメージの撮影で、
とにかく一日がかりで撮影&レタッチで、イメージを作ってみて
方向性を決める為のモノです。

今日の撮影は氷。
200枚くらい写真を撮りましたが、
その中に一枚だけ、不思議な写真がありました。
おわかりでしょうか?

下の方が顔に見えます。

氷もいくつも使って写真を撮りましたが、
不思議な被写体でした。
接写で氷を近くで見てると、その世界に引きずり込まれそうなくらい
綺麗でした。

近日中にご報告できると思いますが、
今回、氷がモチーフのフレームのビジュアルの骨組も
今回の撮影で決まりました。
明日、明後日くらいで本番の撮影に入っていきます。

あと3型のイメージも徐々に明確にしていきます!
PR
生地サンプル


今回もやってまいりました、生地選定。
以前も紹介しましたが、
プラスティックのメガネフレームの材料となる様々な『板』です。

洋服を作る際、布のことを生地と言いますが
眼鏡を作る時のプラスティックの素材も生地と呼んでいます。

生地は、たくさんのメーカーから
何千という数が毎回紹介されてきますから、この世には数えきれない
種類の『生地』が存在する事になります。

単色のモノ、単色の多層のモノ、柄の入ったモノなど、
その内容も様々です。

今回のEROSの生地選定は来年の春のモデルの生地選び。
ある程度、あたりをつけた生地をYUに見せてみました。

KAz:おい、来春の生地、選んでみたけど見てみろよ。
YU :あ、はい。 結構、地味じゃないですか?何か狙いあるんですか?
KAz:秋冬なんだから季節感感じさせて、渋めにまとめんだよ。
YU :カ。。KAzさん、これ、来春のモデルって言ってましたよね;;;;

という事で、完全にぼけーーっとした日でした。
リリースタイミングに余裕があって、ゆったりと仕事を始めると
この程度のボケは日常茶飯事。
と、言うことで再度選び直して、
選定にはいっていく候補はこんな感じでした。。

ただ、一番最初に、デザインを始めた時から
売り先、売り場、売られ方、買っていくお客様のイメージが
かなり明確に頭の中に浮かんでいたので、生地選定の時に
迷いが以前よりなくなりました。

以前、先輩方にも、売り先、売り場、売られ方、顧客の顔まで
想像してデザインしろと、言われたことが、10年以上経って
初めて、身にしみてわかってきました。

実際にお客様と接し、叱られ、感謝され、一緒に勉強させて
もらい、教えていただく中で、言葉にできない感覚みたいなモノが
自分の中で糧となり、考える実感が少しだけ持てはじめたのかも
知れません。
交渉
ここ最近、納期の問題、品質の問題、そしてそこから派生する
価格の問題や、今後、継続に関しての課題など、
珍しく頭を抱えていました。

また、発注するタイミングや、納品にかかる年内納品のタイミング等
繊細かつシビアな課題にも直面していました。

まぁ、それもこれも、ボスや開発担当の重鎮が
自分に意見を求めてくれたり、直接交渉する機会を与えてくれたり
するから経験のできる事なんですが、やっぱり、気は張ります。

今日は、他のブランドの図面を描きながらも、
来期の図面の技術検討結果が来て、その修正や問題箇所を
共有したりしてました。

その前後に、納期が遅れる、品質に問題発生などいろんな連絡が
入り、その解決に当たっていました。

特に、品質に問題があってもお客様に迷惑がかかるし、
だけど、それによって納期が遅れるのもお客様や営業に迷惑がかかる、
じゃ、どっちにすんの?!という曲面は非常に悩みます。
もちろん、優先するのは品質です。
どんなに『売れるから今頂戴!』と嬉しい連絡をもらえても、
品質に不安があるものを供給はできないですよね。

その結果、お客様にごめんなさい、という場合も多々あります。
ただ、デザイナーとしては、そのごめんんさいの裏に、
原因の究明、納期の短縮、短縮する為のデザインの変更が
主な業務になり、その中でいろんな交渉が生じます。

会社、仕事ってすごく難しくて、
いろんなところが絡んでくるから、一筋ではいかないんですね。
時にはその人が悪いわけでもない、ってわかっていても
担当のその人を追い込んでいかなければいけない時もあります。

でも心のどこかに、あぁ、この人じゃなんだけど。。。
って気持ちがどこかに残っていて、
結局、最後には笑ってまた宜しく!みたいな。。笑

で、しばらくするとまた同じ問題が起こって・・・の繰り返し。
最後まで怖い顔して、最後まで怒ってられればそっちの方が
いいのかもしれませんが、なかなかそうも行かないこの現実と甘さ。

いろいろな迷惑をかけてしまっていますが、
それでも、最終的にはどの担当者も笑っていてほしいし、
最後にうまい酒が飲みたい!って思うから、最後にニコっって
しちゃうんですよね。。。
で、言わなくてはいけない事を途中で思い出して、
あ、すみません、もう一回怒ります!みたいな宣言したり・・・・。笑
これじゃぁ、効果ないですよね。。。


本当にいろいろ問題のあるEROSですが、
それだけデザイナーが無茶言ってるって事なんでしょうね。
みなさん、すみません。

ただ納期、品質で揉めるのも、11月まで!
あと少しだけなので、気を引き締めて頑張ります!


91
IOFT


眼鏡の展示会は各国で開催されますが、
日本では『IOFT』という大きな眼鏡の展示会があります。

うちの会社ではあるブランドで出展することになり、
そのマスのちょこーーーっとだけ、スペースをもらって
EROSの宣伝場所が確保できました。
そこにかけるポスターをどうする?っていう話になったのですが
その予算があまりに高いので、自分で作成してみた一つの案です。

この撮影は、EROS専属のカメラマンの方に以前
雑誌の取材で撮影していただいたものです。
それをレイアウトしただけですが、
やっぱり、プロのカメラマンは違うなぁ~と
改めて実感しました☆

あ、IOFTのイメージはどうなるかはわかりませんが。。。☆
烙印

同じく来年のモデルのちょっとした部分に使うイメージです。
これは、蝶の烙印の模様を描いてみました。

こういうイラストを描くのには、筆がベストですね。
毎回、お客様へお邪魔させていただいた後には筆でお礼状を
お出ししますが、そのときに使う筆もこのイラストを描いたのも同じ筆。

いつも机の中には筆ペンが2,3本入っています。

-----------------

蝶はあの世と現世を行き来出来る生き物。
そういえば、タロットカードや、恐ろしい宗教画なんかには
お化けのそばに蝶が飛んでたりしますよね。
それから、『復活』とか、『不滅』といった意味合いも持ちます。
このパターンは決定ではないのですが、
この手描きのパターンがどうやって、どこに使われるのかは、
お楽しみです。

もしかしたら気がつかない人もいるかもしれないくらいの場所です。笑
来春の試作


いよいよ来年のSSコレクションに向けて
EROSチームも動きはじめました。
毎回、半年先に向けて動いているので、
そろそろリリースされる新型も、半年前に、秋を思い浮かべて
カラーリングやイメージを考えていました。

詳細はまだまだ決まっていませんが、
このモデルは、ちょっと早めに動いていたモデルで
既に試作が上がっていました。

眼鏡の工程なんて
なかなか馴染みのない方も多いとは思いますが、
なんと、みんな手作りで最初は眼鏡が作られます。

このEROSに関しては職人さんが手作りで
納品してくれた試作に対して、KAzが全て形状を確認し、
納得行かない場合はやすりを入れていきます。

この写真のようなプラスティックのフレームは
やすりを一擦りいれるだけで削れてしまうので、
非常に気合のいる作業です。

このデザインもイメージと少し違ったので、
0.3~0.4mmくらい細くした上に、
もっと細く見えるように、テーパー(斜めの切り込み)を入れて
最終的な完成形としました。

今回、このモデルにも
『ええ!?!?!この価格でこの商品!?!』
とびっくりしてもらえるような、
実は、の工夫があります。
来年の春、楽しみにしててください!
秋の新作紹介(少しだけその①)
またしても更新遅れてすみません。
今年の秋の商品のサンプルが一部ですが、届きました!

まだどこにも紹介されていない新作で
ここでしか見れません!(あたりまえですが・・・・)

正式な解禁はまだなので、WEBにはUPできませんが、
いつもブログをご覧頂いている方々に感謝の気持ちを込めて
少しだけ紹介させていただきます。

今年のAWモデルのEROSは
ビジネスモデル!
これまでのEROSのスタイルはどこかアグレッシブで攻撃的だったり
個性的だったりと、何かと特徴が目に飛び込んでくるものが
多かったのですが、今回は、あくまでビジネス。
職場で抵抗無くかけられる事はもちろん、いかにその人の顔に
しっくり馴染むか、眼鏡ではなく、かけてくれた人をより
引き立たせるか、そんなイメージで作り上げました。

↓ EE22917

繰り返される面を綺麗に出し、シャープではなく、造形的に
必要な抑揚を必要な分だけ実現した立体的なモデルです。
フロントはこんな感じ!

なかなかいい感じの玉型に仕上がったのではないかなと感じます。
適度に天地も深く、日本人のフェースラインにもマッチします。

↓ EE22918

このカラーの切りかえしがどうしてもしたくて、このデザインに。
そして、これを実現するために、わざわざ新規でパーツを起しました。
今後はパーツの共通化や使いまわしを工場側から強く
要請されることになるかも知れませんが、
まずは今回のデザインの事だけを念頭におき進めました。
とにかく、かっこいいモデルができたので
今のところはよし!でおいときます。
そして、フロントはこれです。

かなりいい感じに仕上がりました。
特に、このモデルは、カラーリングに重きを置いて
いかに綺麗な色の組み合わせを表現して、
秋冬をコレクションとして見せるか、を考えて彩色したので、
コレクション全カラーバリエーションでご覧いただけないのが
残念ですが。。並べてみるととても綺麗でした。

2型共に、予想以上に良い出来栄えでした。
そして、これらのポイントで無視できないのは
何よりも、そのかけ心地です。
弊社独自のグループとある大学との研究、開発されたデータを
元に○○設計、○○性、○○の点やその長さ等を最初に設定し、
作り上げたデザインなのです。

詳しくは、製品が解禁になってKAzがご説明会を開いたり、
お店様へお邪魔したときに、実際にプレゼンさせていただきます。
どこまでが社内秘なのか、わからないので、このへんで
止めときます。

その結果、これらのサンプルをかけてもらった方々の第一声は
『かけやすい!』がほとんどでした。
まぁ、デザイン側からすれば『かっこいい!』の一言が
ほしいところですが
かけやすさのテーマは計算して作り上げたものなので、
その第一声がもらえるという事は、
その意図が伝わっているといえるのでしょうか。

また、追って残りの2型に関しては、
来月初旬にご案内できると思います。

お楽しみに&お早めに!!
もうすぐ秋
ここ数日で少し秋の気配も感じられるようになってきました。
お盆休みに、すこし長い休暇を頂いたのですが、その後、
しばらく体調を崩してしまい、お盆明けだというのに、
ブログの更新が遅れてしまい、皆様にはご迷惑おかけしました。

今年の盆休みは、念願の裏磐梯に行ってきました。
ここは、自分が数多く、回った日本の風景の中でも
心に残っている場所の一つです。
会津磐梯山を取り囲む大自然はとても美しく、静かで、雄大な場所。
しかも、その割にはまだまだその素晴らしさを紹介しきれていないようで
観光地としては、空いてるのです。

テントを張り、日帰りの温泉に入りながら何日も滞在した
思い出の場所でした。


裏磐梯五色沼。以前来た時の印象とはだいぶ違って見えました。
澄んでキラキラしていました。当時は、もっと、後がなく
作品として残すためにギラギラした目で眺めていたのかも。



猪苗代湖に続く大きな湖、桧原湖。
ここも波もなく、穏やかな景色です。フェリーや遊覧船もあり、
家族づれが多い観光地ですが、実は、ここ、桧原湖。
KAzのお勧めのなのは、夕暮れ時、湖面が茜色に染まる瞬間を
林の中から観る景色です。
逆光で真っ黒になった木々の隙間から朱色の湖面がとても
綺麗に移ります。一度見たらずっと心に残る幻想的な景色なはずです。



秋元湖近くにある小さな湖。
ここ裏磐梯には、このような小さな湖がたくさんあり、
風のない日には、湖面に映る木々が本当にきれいに移ります。
近々、作品として進めているこの風景もUPできるようにします。

ちょっとだけ、最近、製作活動を再開してみようかな、とも
思い始めていますが。。。どうなるかはわかりません。。。

病み上がり、久々のブログ更新が、
観光案内みたいな内容ですみません。。。

あしたは、ちょっとしたニュースがご報告できると思います。


巨匠


↑アゲートが入っているサンプルをご覧になる巨匠

ご好評頂いているEE22916ですが、
そこに装着されているアゲートを輸入、染色、カットされている
巨匠が弊社をご訪問されました。
(遠いところ、ありがとうございます!)

様々な天然石を扱われている先生で、
以前、ご紹介させていただいたものは珊瑚瑪瑙といって
インドネシアで取れたものだそうです。

今回のアゲートは・・・・
原石の段階で、どの塊りがどんな風に色が浸透していくかを見極めて、
これぞ、と思われる天然石を染料に浸します。
日の当たらない場所で様子を見ながら約3ヶ月、染色するそうです。
その後、天然石を薄くスライスしていき(これぞ巨匠のテク!)
熱処理でその染料を定着させるそう。ただし、
○○○℃~○○○℃までの間で定着させます。(秘)
600℃まで行くと天然石の模様もいれた染料も炭化してしまい、
全て透明になってしまうそう。
今回のEROSの石も様々な試験を経て、ここが最高点というところで
石の加工をしていただけたんだとか。

タンザナイト(タンザニア)の話や、
アフリカ←→インド間の天然石の貿易の話、
そして、今回、EROSでも使っているアゲートで
ランプシェードを作成したら、数百万になっちゃったよ、
と、出てくる会話の内容が半端じゃないお人でした。

ぱっと見は怖いですねぇ~。
かなり、強面の先生でしたが、
『巨匠の手を見せてください!』
というと、手を隠しちゃうような、おちゃめな一面も
持ち合わせている方でした。

EE22916石検品(再!)


来ました。
ついに来てしまいました、次の生産分に入れるための天然石。

これを明日から、また一つ一つ、ルーペ片手に
全部検品です。気が遠くなりそうですが。。。

これだけの石を見ていると。。。
これ持って飲みにいったら、
一体、何回飲みにいけるんだろうか、と思いました。

そんな阿呆な事を考えている間に、
ボスとYUは次の出張の打ち合わせを真剣にしていました。。。


アハハ
カレンダー

04 2026/05 06
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
フリーエリア

最新コメント

[12/10 hama]
[09/09 yoo]
最新記事

最新トラックバック

プロフィール

HN:
KAz
HP:
性別:
男性
自己紹介:
EROSというのは、眼鏡のブランドです。
主にメンズブランドですが、女性にもかけられるようなデザインとサイズを意識したモデルもあります。
眼鏡、アイウェアーというと、どうしても
モノよりな見方をしがちですが、
一番大切なのはかける人です。
かける人がよりよく見える眼鏡。
そして、その眼鏡をはずして素顔を見たいを思わせる眼鏡、そんな眼鏡を作りたいと思います。
かける、魅せる、素顔を気にさせる、
取ったときの意外性や、感動を与える。
そんな眼鏡ができるといいですね。
なにしろ主役はかける人ですから。

今後は仕事の内容はもちろんですが、それ以外のプライベートな情報も載せていければと思いますので、
皆様宜しくお願いします。
バーコード

アーカイブ

最古記事

(10/15)
カウンター

アクセス解析