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EROSというのは、ギリシャ神話の愛の神『キューピッド』のギリシャ語です。かけたときに、人を魅了できるような、魅力のあるデザインを心掛ける眼鏡ブランドになるように願いを込めたブランドネームです。ここでは、EROSのデザイナーとして、仕事の内容はもちろん、 プライベートについても綴っていきます。EROSオフィシャルサイト→http://eros-eyewear.com
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生地サンプル
今回もやってまいりました、生地選定。 以前も紹介しましたが、 プラスティックのメガネフレームの材料となる様々な『板』です。 洋服を作る際、布のことを生地と言いますが 眼鏡を作る時のプラスティックの素材も生地と呼んでいます。 生地は、たくさんのメーカーから 何千という数が毎回紹介されてきますから、この世には数えきれない 種類の『生地』が存在する事になります。 単色のモノ、単色の多層のモノ、柄の入ったモノなど、 その内容も様々です。 今回のEROSの生地選定は来年の春のモデルの生地選び。 ある程度、あたりをつけた生地をYUに見せてみました。 KAz:おい、来春の生地、選んでみたけど見てみろよ。 YU :あ、はい。 結構、地味じゃないですか?何か狙いあるんですか? KAz:秋冬なんだから季節感感じさせて、渋めにまとめんだよ。 YU :カ。。KAzさん、これ、来春のモデルって言ってましたよね;;;; という事で、完全にぼけーーっとした日でした。 リリースタイミングに余裕があって、ゆったりと仕事を始めると この程度のボケは日常茶飯事。 と、言うことで再度選び直して、 選定にはいっていく候補はこんな感じでした。。 ただ、一番最初に、デザインを始めた時から 売り先、売り場、売られ方、買っていくお客様のイメージが かなり明確に頭の中に浮かんでいたので、生地選定の時に 迷いが以前よりなくなりました。 以前、先輩方にも、売り先、売り場、売られ方、顧客の顔まで 想像してデザインしろと、言われたことが、10年以上経って 初めて、身にしみてわかってきました。 実際にお客様と接し、叱られ、感謝され、一緒に勉強させて もらい、教えていただく中で、言葉にできない感覚みたいなモノが 自分の中で糧となり、考える実感が少しだけ持てはじめたのかも 知れません。 PR コメントを投稿する
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プロフィール
HN:
KAz
HP:
性別:
男性
自己紹介:
EROSというのは、眼鏡のブランドです。
主にメンズブランドですが、女性にもかけられるようなデザインとサイズを意識したモデルもあります。 眼鏡、アイウェアーというと、どうしても モノよりな見方をしがちですが、 一番大切なのはかける人です。 かける人がよりよく見える眼鏡。 そして、その眼鏡をはずして素顔を見たいを思わせる眼鏡、そんな眼鏡を作りたいと思います。 かける、魅せる、素顔を気にさせる、 取ったときの意外性や、感動を与える。 そんな眼鏡ができるといいですね。 なにしろ主役はかける人ですから。 今後は仕事の内容はもちろんですが、それ以外のプライベートな情報も載せていければと思いますので、 皆様宜しくお願いします。 カウンター
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