毎年、一度はKAｚがいく民宿のご案内ですーー。
本当に、本当に好きな人にはお薦めだからこそ、
ちょっと内緒にしておきたいという気持ちを抑え、ご紹介します！笑
それもこれも、このブログ、EROSを応援して下さっている方々限定です！
って、自分のお店では無いので、まったく威張る根拠はございません。

福井県のとある港町のはずれ、民家に囲まれた一角に、
ポツンと明かりが灯っています。

渋い、これぞ港町という看板が、まったくもってアピールする事無く
取り付けられているので、普通の人は見落としてしまいます。


中に入ると、早速お膳が。綺麗に並べられています。

バイ貝（だと思います）。全く臭くないです。
KAｚが食べられるほど！と言ったら、知ってる人はそうかそうかと
言ってくれるくらい、KAｚは貝が苦手なのですが、今日は全部たべました！

続いて、せいこ蟹！見て下さい、この身と卵のボリューム。
これ先付けです。めちゃめちゃです。。。笑

それから、ホタテと蟹身の和えもの。
これだけの食べものが並ぶと、つい、普通に食べてしまいがちですが、
このホタテが、またものすごくいい香りがして、最高なんです。

食べ終わらないうちに、無言で入ってきたおかみさん。
無言で『ゴトン！』っておいていったのがこの刺身。
イカと海老が中心になって盛られているこの種類がまた豊富で贅沢。
特に活かしてるのが鯛の刺身。とろけるような鯛はよそでは
食べた事がありません。もーぼちぼち、この時点で満腹中枢が…。

その後、ぼちぼち終わるかなーと思った頃に、どかーん。
鯛のカマの煮付け。ヤバイ、ヤバすぎます。トロットロです。
とろとろの身が、骨の間に入り込んで、とれにくいところが
また、食欲をそそります。

一息ついた所に白子。そうそう、このタイミングで白子ね。
白子？！これって最初の方じゃないんですか？っていうタイミングと
大きさ。お皿をトリミングしちゃいましたが、４ｃｍくらいでしょうか。
ほんとに白子の大きさじゃないです。
味はまぁ、最高だし全部食べちゃったのですが。。笑

続いてきました。
『焼き蟹でたっけ？』
『出たっけ？出てないね？』みたいな事を言ってたら
早速出てきました、焼き蟹君。山盛り御礼で。
しかも、食べるにつれて、先に敷かれていたカニ味噌がトロトロとロー。
どこまで贅沢に蟹様を扱ってくれるんでしょうか。。。。
他の身ーはどこにいったんでしょうか？っていうくらいの
食材の使い方です。。。

トイレに行こうとしたら、またもや無言でお盆もったおかみさん、
サササーーってゆで蟹持ってどこかに向かいました。
トイレの前でその後姿を見守っていたら、入りました、われわれの部屋。
戻ったら、このゆで蟹がﾃﾞﾃﾞｰｰｰﾝ！
しかも一人一杯。さっきから何回メイン料理が来ているのでしょうか。。
と、言いつつも、、、食べちゃいました。
正直にいうと、これが一番うまかったです。やっぱり。
しかも、ポン酢も三杯酢も何も要りません。このまま。
すっぽんすっぽん身は取れますし、味は本当に素材の味だけで十分です。
ただ、やっぱり、さすがに全部は食べきれずに、お土産として、
包んでいただくことにしました。

続いてきたのが蟹しゃぶ！！！！！
ヤバイです、めちゃめちゃな透明感です。
そうなんです、驚きなんですが、ここの民宿、食事の最後は
『鍋』なんです。普通はね、今日の夕飯は鍋という
コンテンツ扱いされますが、ここは違います。
鍋＝一品扱いなんです。笑
毎年、毎年思うのが、この鍋までたどり着かないんです、
お腹がいっぱいで。
さすがに今年は、少し少なめに！とお願いしたんですけど、
あまり変化がないような・・・・。
ただ、この後の雑炊までたどり着くのが本日の目標であった為、

この神様のお祓いの道具にも見てとれる神々しい蟹しゃぶ様を・・・

ドボーンと入れた後に、サーっと茹でます。
フワフワの蟹の身が一瞬で口の中で溶けてなくなっちゃいます。
ものすごい柔らかさでした。。。。

しばらくして、いやーもうさすがに来たね、っと話してしているうちに
おかみさんが食器を片づけに来てくださったので、
『あ、すみません、雑炊頂きたいので、卵頂いてもいいですか？』
といったら、

“今、ご飯ﾓｯﾃｸﾙﾃﾞ■ηΕΛΦΘ±¶……”

ちょっと聞き取れなかったんですが、何かを持ってきてくれそうです。


ガラー！


ふすまが相手持ってきてくれたのは、、、、、

豚の角煮とお漬け物。　爆
ﾁｮｲﾁｮｲﾁｮｲﾁｮｲﾁｮｲ！
もう今日、晩御飯食べたんですけど！！！
どう見てもこれからご飯食べるみたいな食卓なんですけど。。。笑
しかしですね、侮るなかれ、この角煮がですね、、、、。
ブルンブルンのトロントロンなんです。。。
魚屋ですよね？！って思うくらい、この角煮が柔らかいんです。
あーーーーこれだけで、腹減ってる時に食べさせてください。。。と
言いたい気持ちです。。。

ここの旅館は、なんと、海岸沿いでは珍しい温泉もあり、
日帰りで風呂にも入らせていただけます。KAｚもずうずうしく、
入らせてもらいました。
ただし！（笑）　ここの風呂、めっちゃめちゃ熱いので、
良い子の皆さんは、注意が必要ﾀﾞｿﾞ！

と、言うことで、最後の最後、わがままを聞いていただき、
残った蟹を発砲スチロールの入れ物に入れていただき、
角煮を持って
『ま、これは無理ですよね、すみません、さすがに残しちゃいました』
と言ったら、
『はいはい、いいようにしときますからね。ダイジョブよ』
ということでした。
家に帰って、蟹さんを発砲スチロールから出してやろうとしたら、

出ました、角煮。　爆
まったくもっていいようにしてくれました。
角煮から立ち上る湯気をそのままラップに封印し、ゆで蟹の
中に、なんと食器ごといれているではないですか！！！！　核爆
いいようにしておく＝食器ごと梱包
さすが、海の男、やることがアナーキーですね。

このお店、まったく大げさに言ってません。
むしろ、ちょっと抑えて表現しております。
来年、EROSチームを連れてもう一度行ってこようと思いますので、
参加ご希望の方はご連絡を！
くれぐれも朝から何も食べないように☆です。