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EROSというのは、ギリシャ神話の愛の神『キューピッド』のギリシャ語です。かけたときに、人を魅了できるような、魅力のあるデザインを心掛ける眼鏡ブランドになるように願いを込めたブランドネームです。ここでは、EROSのデザイナーとして、仕事の内容はもちろん、   プライベートについても綴っていきます。EROSオフィシャルサイト→http://eros-eyewear.com
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カタコンブ
本日は、チョイと方向性の
違う行き先のご紹介。
怖いのグロいのが苦手な方は
ここでご遠慮を。


以前から気になっていた場所へ
遂に足を踏み入れました。
カタコンブ。
昔、墓地の場所が不足したので
そこに安置されていた約600万人分の
遺骨を地下墓地に移したそうな。
その距離、2キロ弱。
駅で言うと次の街までの面積の
全てが遺骨で埋め尽くされている、
と言う事になります。
これまで友人や知り合いがここ、
パリを訪ねてくれましたが、
まぁ、誰も一緒に来るわけが
無いのでその機会を
逃して来ましたがいよいよ到来デス。

入り口です。
なかなか重々しい空気に包まれてます。

中へ入ると直ぐに地下へ続く
螺旋階段が、、、。
これが結構深い。螺旋状の狭い
階段を降りているだけで目が回り
そうでしたが、着いたらすぐに
ひんやりとした空気に包まれた洞窟。
この距離が意外と長く、1キロ以上
あるそうな。
時々、前後に人がいなくなり
瞬間的に、道、間違ってないよな?
と、思いながら、とにかく前進。
すると、突然現れたその入り口。

おびただしい数の人骨。
それがまたキレイに並んでるから
一瞬、普通の壁にも見えちゃう。
この写真、このライティングが
一番キレイに撮れたんじゃ?
と思います。

これもなかなか。

この写真は、なんだか感じる。。

キチンと安らかに眠れて
いれるように、だな、これは。

これは、いったい
どういう亡くなり方をしたのかね。

これもね。

その昔、

今じや考えれない人生の
終焉を迎えた人がたくさんいる、
そんな事を感じました。
今の世の中は、また別の
恐ろしさがありますが。

このカタコンブについて、
モラルや価値観で語っている
サイトやブログを見つけたので
そういうコメントはあえて
控えます。
自分の素直な感想でいえば、
訴えかける威力はスゴイ。
これが人間か、
と言う、印象でした。
何よりもたくさんの意味を持つ、
何よりもこちらに向かって
肉薄してくる、
モチーフで例えればそんな感じです。

んー、自分の中ではまだ
生きたまま、捉えてるのかも
しれません。


どこかに
『一人では行かないでください!』
なんて書いてたけど、
ホントそうかもね。


気持ちを鎮めに行ったけど
そういうところじゃないな、
ここは。







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KAz
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性別:
男性
自己紹介:
EROSというのは、眼鏡のブランドです。
主にメンズブランドですが、女性にもかけられるようなデザインとサイズを意識したモデルもあります。
眼鏡、アイウェアーというと、どうしても
モノよりな見方をしがちですが、
一番大切なのはかける人です。
かける人がよりよく見える眼鏡。
そして、その眼鏡をはずして素顔を見たいを思わせる眼鏡、そんな眼鏡を作りたいと思います。
かける、魅せる、素顔を気にさせる、
取ったときの意外性や、感動を与える。
そんな眼鏡ができるといいですね。
なにしろ主役はかける人ですから。

今後は仕事の内容はもちろんですが、それ以外のプライベートな情報も載せていければと思いますので、
皆様宜しくお願いします。
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