×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
EROSというのは、ギリシャ神話の愛の神『キューピッド』のギリシャ語です。かけたときに、人を魅了できるような、魅力のあるデザインを心掛ける眼鏡ブランドになるように願いを込めたブランドネームです。ここでは、EROSのデザイナーとして、仕事の内容はもちろん、 プライベートについても綴っていきます。EROSオフィシャルサイト→http://eros-eyewear.com
| |
2014 MIDO展
眼鏡好きの方、眼鏡屋さんなら
ご存知であると思われます MIDO展が先日、ミラノで開催されました。 あまり、ややこしくならないように これまではよそ様のメガネの話や トレンド等への言及は 避けて来ましたがまぁ、たまには 真面目に眼鏡について触れてみたいと思います。 ヨーロッパ、特にここイタリアは とにかくPlasticの需要が多く それはトレンドで市場はまた Metalに淘汰される、と言われつつ 既に、数年が過ぎ今も尚、強く 多くの競合他社がPlasticの商品に 注力しています。 今年のMIDO展も例外無く 展示会陳列のの約70%が Plasticでした。(成形、アセチ含) その70%を占める中で 幾つかにSegmentした特徴を 見てみます。 ---------------------------------- サーモント。 右と左でレンズが別になっている タイプで王道は ボストン&ウェリントンでしたが 最近ではパントス、ラウンド、 ヘクタゴン等何でも有り。 但し似合うのはオシャレさんのみ。 ---------------------------------- ちょいと気になるOceanBlue。 いゃ、気になるです(笑)。 売上でいえば間違いなくシェアを 奪っていく色では無い事は 分かるのですが、何故か気になる。 もし、ご販売店様がこのブログを、 ご覧頂いていたらお店先で Blueを飾ると、色気が出ちゃう?! か、どうかはわかりませんが。 ---------------------------------- 色デミ。 昔から鼈甲色と呼ばれた茶色い斑の 模様のColorfulバージョン。 結構このブロックパターンも 無視できない存在になってきました。 そしてヤッパリ、その色味は青! ホラキタ!(笑) ---------------------------------- そして 次はPlasticでもMetalでも無い なんと、木のフレーム。 しかし、不思議なもので今回の MIDO展ではそのポーションおよそ 10%程。ご近所Munichの展示会、 Optic Munichでは歩きゃ当たる、 ほどNatural系メーカーがありましたが、今回はだいぶ、影を潜めた Categoryと言う印象でした。 ---------------------------------- となると、後の20%は? そうです、Metalです。 Metalフレームと一言で言っても 素材、特質等ありとあらゆる観点が 存在。そこで未だに頑張る Metalフレームにおける現在の 方向性を探って見たいと思います。 ---------------------------------- ①High彩度のフレーム。 以前はインテリアや工業製品に 多用され、使用する絶対料が少ない 眼鏡業界はなかなか相手にされない、と 言われ伝えられた時期も記憶には ありますが、そんな逸話はどこへやら、 各社ど派手な色合いのフレームを ご紹介。 ---------------------------------- ②次ぎの差別化はTexture。 表面の凹凸感やザラザラ感を出して 質感を与える手法。 ---------------------------------- ③最後にT-溝。 細さと軽さを追求するための技法! カッコイイ!作りやすい!軽い! わかります。増加してます。 ただ、ご販売店の方ならおわかり、 レンズCrackが非常に気になります。 コバ厚み、レンズの質、ベースC 様々な、条件によってそのリスクの 増減も理解できます。 わかるからこそ、そのリスク、 追っていいのか?!と この数年(笑)悩んでいます。 だってお店でお客様が眼鏡を 買うのって貴重な機会ですよね。 保証や取り換えが効くって言っても 何だか、悲しいですよね。 それを味合わせたくないと いう気持ちの方が今はまだ、 デザイナーとして大きいのかも しれません。 その気持ちが、ユーザー様にとって 幸か不幸かもわかりませんが(笑) 勝手に思ってます。 営業の方、ご販売店の方、 どう思われますか? ---------------------------------- 話がそれました。 そんなこんなで各分野、各素材を そのポーションの中でも各社 最大限の個性の創出を試みた 内容の濃い 2014年MIDO展でした。 喋り過ぎか?! PR | カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新トラックバック
プロフィール
HN:
KAz
HP:
性別:
男性
自己紹介:
EROSというのは、眼鏡のブランドです。
主にメンズブランドですが、女性にもかけられるようなデザインとサイズを意識したモデルもあります。 眼鏡、アイウェアーというと、どうしても モノよりな見方をしがちですが、 一番大切なのはかける人です。 かける人がよりよく見える眼鏡。 そして、その眼鏡をはずして素顔を見たいを思わせる眼鏡、そんな眼鏡を作りたいと思います。 かける、魅せる、素顔を気にさせる、 取ったときの意外性や、感動を与える。 そんな眼鏡ができるといいですね。 なにしろ主役はかける人ですから。 今後は仕事の内容はもちろんですが、それ以外のプライベートな情報も載せていければと思いますので、 皆様宜しくお願いします。 カウンター
アクセス解析
|
コメントありがとうございます。
すみません、表現間違えました。
異素材カテゴリー、すなわち
Leather、Wood、Paper、Carbon等
のCategoryが全体の10%。
その内の約半数をWood素材が
占めます。ですので全体感で
言えば5%程になるかと感じます。
木の素材について
現在では本当に様々です。
ただ、以前から存在します
『Caxxier』のフレームは
腕が南アフリカのモノで
日本の湿度と合わず、亀裂が
入りやすい、と言う事実も。
現在ではこうした問題を
繰り返した各企業もさすが考慮を
重ね、加工前に緩くした樹脂素材を
Woodそのモノに吸わせたり
合板化した素材に柔軟素材の
樹脂を挟み込んだりして
加工性、耐久性等、それなりに
品質の向上が見られます。
弊社においてはメタル部門が
中心ですので?こうした異素、
Plastic系の話題は企業秘無しで
お伝えできますね☆
しかし異素材で紙とかもあるんですか、驚きです。
コメントありがとうございます。
ご指摘のフレームブランドは
Anne Valentin です!
似合ってかけると最強の武器になりそうてすね☆