昨日は急な飲み会にでかけました。飲み放題だから、飲めなと言われ、いわれがまま飲み続けて、12時。ラーメン食べて1時。その間、ずーっと頭の中は、昼間塗った作品の色合いが気になっていました。夜中に戻ると、表面も乾いていたので、今度は、うすーーーーく赤いスープをのせていきました。この桜の下には桃色、紫、濃紺、萌黄、自分の思う色、好きな色を全て集約した下地をしいています。その上から花を描いていっています。他の作品と似ている？いいんです。あんまり変わってない？いいーーーんです！笑　開き直るともちがう、勘違いとも違う、なんだか不思議な気持ちなんです。いままでは、あぁしたらこう、こうしたらあぁ、っていろいろ考えていましたが、今回の製作に向かっているときの気持ちは、これまでとだいぶ違う。表現が甘い、と言われても、表現の方法が稚拙だと言われても、描きたいように描く、なんだか、そんな自由が許せる、そんな気がするんです。気持ちのどこかに、描けるもんなら描いてみろ、とか、この描写は誰にも負けない、っていう見せる為の欺瞞や背延びや無理があったのかな、って今更になって、自己嫌悪、ですね。でもそれがあるからこそ、時間とともに流れる作品の変化と人がその変化とともに感じ方も移ろうそのものを客観的に楽しんでいる自分がいます。
たとえば、この週末に完成させたまた別の夜桜。え？似てるんじゃ？ってこれまではきっと他者も自分も感じたかもしれません。ただ、今の自分は、あまりそれはどうでもいい、というか、自分だけがわかっていればいいその変化だけを大切にして行きたい、と感じます。本来、作家があるべき姿に回帰するような感じかもしれませんね。偉そうなつもりはまったくないのですが、すごく自分の中で明るい気持ちで描けています。
それともう一つ、大きな変化！なんと、最近、絵を描くときに、飲む気になれない！笑　これも初めてです。なんと、昨日も、セーブした飲み会の後、朝方までは一滴も酒をのまず、作品に打ち込ました。アル㊥では無かったという事ですな、これは。笑　まず、グラスを持てないという事もあるのかもしれませんが。。。　　上の桜の作品を完成させながら次は今日、世界堂から届いた新しい筆を使って藤の作品を一気に完成までもっていこうとおもいまーす。　　長くてすみません。。。笑