ご無沙汰しております。
ご心配をおかけした皆様、すみません。
本職の“メガネ”についても、いろいろ、進捗や、ご報告したいことがあるのですが、今年の秋のモデルや、来年の新型の話になり、どこからどこまで話していいのやら・・・って事でついつい、眼鏡以外のお話になってしまい恐縮なのですが・・・。

ここ最近は、か・な・り　製作活動にも力を注ぎこんでいました。
来年の個展の時には更なる詳細をご報告できれと思いますが・・・。
ここ最近、描いていた作品のうちの一枚。これは結構小さいキャンバスですが、いろんなことを考えながら、実験的に進めた作品です。そうなんです。今回のこの製作の中では、ありとあらゆる挑戦をして、これまで自分の中ではタブーとされている技法や考え方、リミッターをすべて取っ払って描いています。見る人によっては、酷評を頂けるかもしれませんが、それでいい、と最近自分では、はっきり思えるようになりました。人に見せる！前に、自分に落とし込む、方が作家としては、もっともっと大切なんではないか、そんな半ば、投げやり！？（笑）的なスタンスで描いていると、ひじょーに素直に描けるんですねこれが。笑
と、いう事で、今回のご紹介する作品も屋久島。これは、『なんとか杉』ってな仰々しい名前がついている木ではなく、ただ、ただ、生えて、腐って、何百年もそこに根を生やして、ひっそり、森の中で佇んでいる木です。ただし、そのごつごつ感というか、存在感は、“生きてます！”な空気をガンガンに伝えてくる、生命力を感じました。動き出しそうなくらい。その物言わぬ威圧感存在感と周囲の優しい緑のコントラストを描きたかった、そんな感じでしょうかね。大きくしてみると、その表面がざらざらしてるの、わかりますかね？？これって、何かわかります？　（だーれも答えなかったりして・・・笑）