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EROSというのは、ギリシャ神話の愛の神『キューピッド』のギリシャ語です。かけたときに、人を魅了できるような、魅力のあるデザインを心掛ける眼鏡ブランドになるように願いを込めたブランドネームです。ここでは、EROSのデザイナーとして、仕事の内容はもちろん、   プライベートについても綴っていきます。EROSオフィシャルサイト→http://eros-eyewear.com
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驢庵(雅号) 個展開催
連休に東京に帰りました。
その目的は、KAzの師匠、驢庵(ロアン)こと、石川義和先生の個展が開催されたからでありました。今回のメインとも言える櫻の作品をご紹介いたします。
a45c3dad.jpeg練馬区立美術館で今週日曜日まで開催されるこの作品展。美術館の入り口から少しだけ見えてくるのがこの作品。その光景は一見して桜の景色が切り取られたかのような感じでした。中に入ると一番奥にあるのがその作品です。あまりにもおおらかで、暖かく、華やかで、すぐには近くに寄れません。ものすごい迫力です。なんだか、遠くで騒いでいる人たちの声や酒宴の香まで漂ってくるようです。
6f12df69.jpeg9d6a80de.jpegもっとも驚くべきことは、この大作の中に描き込まれる櫻の花びら。先生はすべてを描くことが少なかったのですが、今回の気持ちは何か変化があったのでしょう。一枚一枚の花弁を描く事によって、その先々にまで血が通うんだ、そんな気持ちが話していると伝わってきました。だいぶ、クローズアップしてみましたが、特別にもっと寄ってみましょう!
0ce5d826.jpegbb060003.jpegここまでです。この大作のすべての花弁すべてにここまで描き込んでいます。んーーーこの精神状態は尋常じゃないですね。やっぱり先生はすごいな、と思いました。同時に、この先生が自分の先生であることがとても誇らしく思いました。暖かさ、儚さ、優しさの中に、ちょっとだけ隠しきれない激情が見え隠れする、そんな作品でした。こりゃぁ~自分もぼーっとしてられないと思いました。この作品展は、
石川義和日本画作品展として、
練馬区立美術館区民ギャラリー 
2011年5月3日(火)~8日(日)

で行われています。
西武池袋線の中村橋という駅で徒歩5分くらいのところです。

この作品は、是非とも、ご覧になった方がいいと思います。
一人の作家の持てる力の偉大さを感じる事ができ、
命の力や躍動感をもらえる作品展だと思います。
ひとりでも多くの方々にご覧いただける事を祈ります。

この作品、どれだけ大きいの?に応えて・・・
afec6bac.jpeg





この作品展は、
青森展:青森県立美術館コミュニティーギャラリー 
2011年8月2日(火)~7日(日)でも行われます!!!
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最終日、搬出に強引に入場し

拝見してきました。残念ながら誘ってくれた娘は、諦めて。
ここでも又、恵り愛に出会い、お陰さまです。M

Re:最終日、搬出に強引に入場し

Mさま
コメントありがとうございます。
恵り愛、こちらが感動です、
素敵なお言葉ありがとうございます。
師匠には伝えておきます☆
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KAz
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性別:
男性
自己紹介:
EROSというのは、眼鏡のブランドです。
主にメンズブランドですが、女性にもかけられるようなデザインとサイズを意識したモデルもあります。
眼鏡、アイウェアーというと、どうしても
モノよりな見方をしがちですが、
一番大切なのはかける人です。
かける人がよりよく見える眼鏡。
そして、その眼鏡をはずして素顔を見たいを思わせる眼鏡、そんな眼鏡を作りたいと思います。
かける、魅せる、素顔を気にさせる、
取ったときの意外性や、感動を与える。
そんな眼鏡ができるといいですね。
なにしろ主役はかける人ですから。

今後は仕事の内容はもちろんですが、それ以外のプライベートな情報も載せていければと思いますので、
皆様宜しくお願いします。
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