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EROSというのは、ギリシャ神話の愛の神『キューピッド』のギリシャ語です。かけたときに、人を魅了できるような、魅力のあるデザインを心掛ける眼鏡ブランドになるように願いを込めたブランドネームです。ここでは、EROSのデザイナーとして、仕事の内容はもちろん、   プライベートについても綴っていきます。EROSオフィシャルサイト→http://eros-eyewear.com
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キャスト投入!!
b53136ce.jpegfb62b6d5.jpegやっと、それらしいフェザーの原型が完成しました。いろいろな試行錯誤の結果、この段階でひとまず、銀でキャストをふいてみよう、という事になりました。基本となるのは、全部で4種類。参考までに定規をあてて撮影してみましたが・・・

8eea2d5e.jpeg1f8ec6eb.jpegけっこう細かいです。こうしてみると、よくこんな細かいところまで、見る事ができたな、と自分のお目目を褒めてあげたくなりますね。これは、ほんとに、しらふじゃないと、できない作業でした。まぁ、会社なので当たり前ですが。。。笑   問題はこれら細かい微細な彫刻まで、きちんと、キャストで流れるか、どうか、といったところです。
24a25f70.jpeg今回、新しく準備したのは、銀財950。通常よりも純度が高いモノだったのですが、925と比べると、流れにくいとの事。なので、自宅までかえって、自分のシルバー細工に使う銀財を持っていきました。これなら、おそらく?92.5%の純度なので、きちんと再現できるのではないか、との事でした。それにしても、0.3~0.5mmくらいの刻みですね、、、。果たしてこれらがきちんとできるかどうか。キャストの完成は、約一週間後と言われました。でも、職人さん、優しいので、きっともう少し、早く上げてくれると思います。
今回は、PCの前のデザインよりも、ロストWAXの加工作業の方が時間がかかりましたが、こういうのもまた、面白いかな、と思います。ネイティブのシルバージュエリーなんかは、オリジナルの作者が紹介されたりしますよね。きっと、あれは、思い入れや、その人の願いが込められているからこそ、紹介されるのだと思います。EROSでも同じように、気持ちを込めて、ひとりひとりの手に渡せる事を願うからこそ、自分で作る、事にこだわりました。前回のダリアのような形状の場合は、シンメトリーなので、精度や形状を表現する為に、3Dや機械も必要でしたが、今回のフェザーのような場合は、作り手の心理やコンディション、また理想やイメージによって、それが大きく変化していきます。だから、自分で作っていくことにこだわりました。デザインもして、彫刻もして、最後にやっと、自分で手掛けた、と言えるのだと信じています。あーーーーはやく上がらないかなあ~。お楽しみに!








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HN:
KAz
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性別:
男性
自己紹介:
EROSというのは、眼鏡のブランドです。
主にメンズブランドですが、女性にもかけられるようなデザインとサイズを意識したモデルもあります。
眼鏡、アイウェアーというと、どうしても
モノよりな見方をしがちですが、
一番大切なのはかける人です。
かける人がよりよく見える眼鏡。
そして、その眼鏡をはずして素顔を見たいを思わせる眼鏡、そんな眼鏡を作りたいと思います。
かける、魅せる、素顔を気にさせる、
取ったときの意外性や、感動を与える。
そんな眼鏡ができるといいですね。
なにしろ主役はかける人ですから。

今後は仕事の内容はもちろんですが、それ以外のプライベートな情報も載せていければと思いますので、
皆様宜しくお願いします。
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