昨日、EROSチーム＋有志でささやかながら、忘年会をしました。
本当にいいチーム、いい仲間で恵まれています。
炭火のホルモン焼に行ったのですが、未だに体がくさいです。

ところで。
今日は仕事収めでした。
最後のカラーサンプルの決定や図面の整理などをしていたら、
この4階のフロアーには、自分ひとりになりました。

来年から、少し自分の業務も変わってくる（そのうちご説明しまーす）
ということもあり、デスク回りも少しレイアウトを変えてみました。
他の企画メンバーも掃除をしていたのですが、その中の一人が
面白いスケッチを持ってきてくれました。



なんとEROSラウンチングの時のパーティー会場のスケッチです。
この頃、自分が海外から戻ってきて突然、国内にブランドを立ち上げる！
と発起して、周囲の反対を押し切りとおし、やっとラウンチングまで
たどり着いた、という時期でした。
『EROSを立ち上げ、その世界観を表現する為には、
部屋の内装ごと変える必要があるんだ！』
と、みんなに説明をしたんだけど、それがなかなか伝わらず。。
しかも自分はその時、両足吊られてボルトを通されて、入院中。
なんとかわかってもらう為に、と部屋のレイアウトやイメージを
毎日のように描いていました。
このとき、毎日のように、YUが病院に通ってくれて、スケッチを
もって帰り、次の日にはその企画会議の結果を病院で報告してくれる、
という毎日でした。
思うように行くことも、そうじゃないことも、たくさんあり、
毎日が激しく、熱く（ホントに！）過ぎていった事を思い出しました。
意地になる事ではないんですが・・・・当時の自分（たち？笑）は、
反逆精神に満ち溢れていたので、とにかく企画を通す！事に
集中していて、それが合っているかどうか、採算が取れるかどうか
なんて、知ったことじゃなくて、とにかくイイモノを成功したい！
の一点張りだったような気がします。
事あるたびに、喧嘩腰でした。

これは内装の壁面イメージです。
ポスター、パネルを作るにも、全て説明する必要があり、
一枚一枚、社内でプレゼンしていきました。
いちいちうるせぇなぁ、と、正直、毎日、毎日思っていました。
でも、自分が上司で、自分みたいなのがいたら、
間違いなくNOなので（笑）今、思えば、会社のいう事は真っ当だと
思います。。。。☆

右往左往していた展示会、ラウンチング企画でしたが、
（3日間で数百万！？！？！）無事、実現する事ができたのが、
約二年前。

ほぼ、自分のイメージに近い形で、実現できました。

他には、

受付も作ってくれ！とこんなスケッチも描きましたが、
そこまでは必要性も予算もない、といわれ、中止でした。。。笑


本当に、厳しく、圧力の中でのラウンチングでした。
当初、様々なEROSの企画に対して
『そんな事やったて、砂漠に霧吹き』と
馬鹿にされたこともありました。
無名のブランド、ハウスブランドなんて立ち上げたって
どうせすぐに中止だと、言われた事もありましたが、
小さな努力、小さなチームでも、本気で気持を込めていれば
それが伝わるときが、いつか来ると思っていました。

ふと、今年、最後の日に、このスケッチを返してもらい、
YUと二人で頑張ってた日、反対された奴に対しての気持ち、
今日までの事を思い返してみると、
逆に、お客さん、お店、営業から支えを受けてここまでこれたんだ、
って実感しました。だからこそ、
素晴らしいチームになれたし、ブランドとして、今後も継続する
事が出来るようになったんだな、と思いました。

こうして、感謝できる事すらも
みなさんのおかげです。

ありがとうございます。