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EROSというのは、ギリシャ神話の愛の神『キューピッド』のギリシャ語です。かけたときに、人を魅了できるような、魅力のあるデザインを心掛ける眼鏡ブランドになるように願いを込めたブランドネームです。ここでは、EROSのデザイナーとして、仕事の内容はもちろん、   プライベートについても綴っていきます。EROSオフィシャルサイト→http://eros-eyewear.com
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EE22925
083763ef.jpg26ba2f60.jpgお待たせしました。やっと解禁できましたEROSの新作。正式なご紹介、まずは、ダリアのモデル、EE22925からです。EROSではおなじみになりました左側だけのモチーフ。今回はダリア。このモチーフをシルバーで作成するために、様々なイメージを重ね、3Dにしたものをデータ化し、その上で職人さんが手作業で最終的なワックスモデリングをしてくれたモデルです。難しいんですよね。最終的なイメージは誰もがもっているのですが、それを伝えたり、実際の形に起こすときには、本当にたくさんの時間とその中での会話が大切。あぁでもない、こうでもないと言いながら少しづつ完成されていったものです。実際にシルバーのキャストを施すときにも、温度や環境によって、微妙に形が違ったりします(流れ方)。自分のイメージにもっとも近い環境で作ってもらうために、このパーツ、日本で制作され、日本で埋め込まれます。機会があればご覧頂きたいのですが、すべてが埋め込まれています。平の部分に、ボタンのように張り付けるだけでは、髪の毛が挟まったり、ダリアの花びらで怪我をするかもしれない事からです。めっちゃ小さいエンドミルでこの花の形に段落ち(くぼみ)をつくり、そこにひとつのフレームに一つづつ、心のこもったシルバーのパーツを台座ごと埋め込んでいきます。そこには絶対に隙間を作らないで!!!というKAzの願いがぴったりを実現されています。ださいもんね、隙間あくと。
『眼鏡をかける人が一瞬でCOOLになる!』って言ってるのに隙間の空いてる眼鏡なんて、問題外だ、という事。実際に買ってくれる人は、そこには気が付かないかもしれない、だけど、そこにまで気を配る、完成度を求めるのは、デザイナーとして当たり前のことだし、供給する者の当たり前の仕事だと思います。ただ、それを実行するのはなかなか至難の業。実現できたからこそ、みんなの気持ちや技術が詰まっている商品。そんなところだと思います。きれいに表現されたこのダリアの花を一番きれいに見せれるのは、ブラック。だからこの商品は3色だけ。黒Shiny、黒Mat、それから黒gradationだけ。 あえてこの3色で勝負するところが潔くてかっこいいんではないかと。おかげさまで5月20日の解禁以来、様々なお褒めの言葉を頂戴しております。今後ともよろしくお願いいたします。左側は人物POP。お店やご案内状にもご利用いただけるようです☆
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HN:
KAz
HP:
性別:
男性
自己紹介:
EROSというのは、眼鏡のブランドです。
主にメンズブランドですが、女性にもかけられるようなデザインとサイズを意識したモデルもあります。
眼鏡、アイウェアーというと、どうしても
モノよりな見方をしがちですが、
一番大切なのはかける人です。
かける人がよりよく見える眼鏡。
そして、その眼鏡をはずして素顔を見たいを思わせる眼鏡、そんな眼鏡を作りたいと思います。
かける、魅せる、素顔を気にさせる、
取ったときの意外性や、感動を与える。
そんな眼鏡ができるといいですね。
なにしろ主役はかける人ですから。

今後は仕事の内容はもちろんですが、それ以外のプライベートな情報も載せていければと思いますので、
皆様宜しくお願いします。
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