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EROSというのは、ギリシャ神話の愛の神『キューピッド』のギリシャ語です。かけたときに、人を魅了できるような、魅力のあるデザインを心掛ける眼鏡ブランドになるように願いを込めたブランドネームです。ここでは、EROSのデザイナーとして、仕事の内容はもちろん、   プライベートについても綴っていきます。EROSオフィシャルサイト→http://eros-eyewear.com
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きっかけの空の色

今日は、結構長い時間、デザインに集中していました。本日のEROSデザインワークの模様は明日、ご紹介しようと思います。日中の風景は写真には収めたものの、夕方、お通夜に行く事になり、急遽、帰社した事もあり、UPできませんでした。

さてさて、本日も、Privateのネタで恐縮ですが・・・・。
かねてから、お前の絵は、何がどうなって変化していくのか、一体頭の中の構造はどうなってんだ?と色々な人に言われてきました。今回は、せっかくなので、一度、その経過をわかりやすくご紹介致します☆
DSC05733.JPGDSC05737.JPGここまで。一度、完成の方向性に仕向けて、そのまま進んでいこうかな、と思ったこの作品ですが、グリーンの色合いが気に入らず、また1つの前の段階のベースに戻りました。この時には、KAz流では、全て反対色で作り直しちゃう。最終的に緑にしたいなら、その反対の赤を塗って最終的に奥行きのある色合いにしたいのが目的。でも、この状態を見て、ん?このまま行ってしまうか?と迷った先日でしたが・・・・。DSC05739.JPGDSC05743.JPG
きっかけになったのがこの右の写真の空の色。最初は赤い状態だったのですが、様子、感覚をつかむために現実的な要素を入れる、そのために空を塗ってみました。すると、やっぱり、その空に合わせた方が、自分にとっては、または、今日の自分の気持ちにとっては、しっくりきたのでしょう。そのまま、その空に合わせながら、色をのせていきました。林、向こうの光を感じさせながら、描いていきます。この時点では、まだ水面は塗りません。近くの面だという事でタッチを大きくしたいのと、もっともっと劇的な変化を持たせたく、極端な変化を持たせるためです。ある程度、水面には赤を残した状態で乾燥させます。このとき!!!! KAz流では(全てじゃないですが)、オレオパスト、超速乾メディウム、炭酸カルシウムに、シッカチーフ(全て乾燥材)というキャストで描いていきます。半端じゃなく、油絵が乾いていきます!(*) その乾くか乾かないかのギリギリのタイミングで、それぞれの絵具が混ざるくらい、混ざらないくらいの感じで、キャンバスの上に色を敷き詰めていきます。この際、とても大事なのが光を意識することと、形を追い求めながら、その陰影を置いていくと、面白い色の混ざりあいが表現できました。そんな感じで進めていって、今日の最後には水面にも色をおいて、描き納め。明日は、木の幹、植物、光と影のコントラストを進めていきまーす。 ではでは☆









 

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KAz
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性別:
男性
自己紹介:
EROSというのは、眼鏡のブランドです。
主にメンズブランドですが、女性にもかけられるようなデザインとサイズを意識したモデルもあります。
眼鏡、アイウェアーというと、どうしても
モノよりな見方をしがちですが、
一番大切なのはかける人です。
かける人がよりよく見える眼鏡。
そして、その眼鏡をはずして素顔を見たいを思わせる眼鏡、そんな眼鏡を作りたいと思います。
かける、魅せる、素顔を気にさせる、
取ったときの意外性や、感動を与える。
そんな眼鏡ができるといいですね。
なにしろ主役はかける人ですから。

今後は仕事の内容はもちろんですが、それ以外のプライベートな情報も載せていければと思いますので、
皆様宜しくお願いします。
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