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EROSというのは、ギリシャ神話の愛の神『キューピッド』のギリシャ語です。かけたときに、人を魅了できるような、魅力のあるデザインを心掛ける眼鏡ブランドになるように願いを込めたブランドネームです。ここでは、EROSのデザイナーとして、仕事の内容はもちろん、   プライベートについても綴っていきます。EROSオフィシャルサイト→http://eros-eyewear.com
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デザイン 計画
ここ数日、なかなかうまく具現化できなかったイメージが
今日やっと、まとまりました。
最終的な決定はまだ先ですが、
その方向性では、いい感じのデザイン。

昨日、一昨日と没になったデザインです。

デザインしていく上で、大切な事は
いろんな事がありますが、
EROSの場合、
チャネルや会社の組織体質からして
売り方、売られ方、お店様での扱われ方、
印象の捉えられ方、そして、
ユーザー様への進め方等を想像する事が必要だな、
と考えていました。
お店にとって、本当に必要なモノを商品化したい!とも。

何度も何度も様々なお客様へお邪魔して、
お話を聞いたり、営業と話し、教えてもらい情報を
もらううちに本当の意味で、それを活かすように考えられる、
ようになった気がします。
もちろん、それが結果として出さなくてはいけないのですが、
あくまで、そういう事が必要だな、と真剣に感じられるように
なりました。(結果はこれからです!)

今まで売れてきたモデル、
自分なりのその仮定、そして営業同行の中での確認や照合。
そして、次に活かすためにデザインを計画していく。
売れなかったモデルもその原因と反省を一人でデータと
モノを照合します。
こういう事って、チームで話す事ももちろん必要ですが、
自分にしかわからない感覚的な仮定と結論を
持つ事も必要だと最近感じます。
乱暴に言えば、『確実な直感』のような。


昔、0.2mmラインが変わると売れ行きに影響する、
と言ってた人がいましたが、最近、それがわかってきたような
気もします。きっと、最後の最後まで明確なVISIONがあって、
その0.2mmでターゲットに対してぶれるか、ぶれないか、
って事なのかも知れません。

なんだか、変な文章になってしまいましたが、とにかく。
最近は、計画しながらデザインして、これが限界、これがベストだと
気持ちを入れられる事が、とても楽しいんです。
仮にそれが没になったにせよ、何かしらの理由があるはずですし、
その理由に納得すれば、
それよりももっといいデザインが
描けるはずと信じ。

今日、実は大切なプレゼンがあったので、
スーツでしたが、明日はラフにいきます。
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無題

時にはデータより、直感が大事になってくるときもあるんですね。ものづくりはそれが原石みたいで、それを磨く作業がまたまた楽しそうですね。私は残念ながら実際にものづくりの根幹を担うような仕事についたことがありませんが、こうやって実際にものづくりをされているKazさんのブログ等をみると、自分の体験に重ね合わせて同感できる部分があります。産みの苦しみを楽しんでいけるってすばらしいっ!!難しそうなデザインですが、ボスに「いいねっ」って言わせられるよう頑張ってください☆
Re:無題

zkzさんありがとうございます。
きっと、デザイナーやプランナーは、
積んできた経験や、知識を整理して、筋道を
立てて『結果、こうなる』というアウトプットを出すのだと
思うのですが、自分の場合、その言葉での表現力や
伝えるほどの能力が無いのと、整理しきれない部分があるので、
直感という言葉で締めちゃうのかもしれませんね。
ただ、おっしゃるように、原石を磨くように、
一つのアイデアをいい方向に進めていくのは本当に楽しい作業です。
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KAz
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性別:
男性
自己紹介:
EROSというのは、眼鏡のブランドです。
主にメンズブランドですが、女性にもかけられるようなデザインとサイズを意識したモデルもあります。
眼鏡、アイウェアーというと、どうしても
モノよりな見方をしがちですが、
一番大切なのはかける人です。
かける人がよりよく見える眼鏡。
そして、その眼鏡をはずして素顔を見たいを思わせる眼鏡、そんな眼鏡を作りたいと思います。
かける、魅せる、素顔を気にさせる、
取ったときの意外性や、感動を与える。
そんな眼鏡ができるといいですね。
なにしろ主役はかける人ですから。

今後は仕事の内容はもちろんですが、それ以外のプライベートな情報も載せていければと思いますので、
皆様宜しくお願いします。
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