EROSもいよいよ５ｔｈデザイン。

といっても、とっくにアイデア出しは必要だったのですが、
他のデザインの業務や、販促物の作成、
営業さんからのリクエストに応える為の作業で延び延びでした。

本格的に手描きのフリーハンドから、CADへの作業へ
少しだけ移行しはじめました。

ここ最近、傾向を見せ始めたセパレートブローのフレーム。

昔の政治家やお偉いさんがかけてる
あの眉毛が乗っかってるような
あのスタイルです。

PDCも2週（？）ほどした今世紀、
ある限られたハイエンドな方々が
非常にスタイリッシュにかけられております。

このニッチな市場からマスマーケットへ
EROSが引き落とす！という狙いで、デザイン開始しました。

まずは、デッドストックや、ヴィンテージフレームを
保管している倉庫で、自分自身でこっそり試着しましたが・・・・。
そうです、変態です。
KAｚは全く似合わず、いけないジャンルの人、もしくは
完全にばれる変装にしか見えなかったので、
人にはいわず、スルーしてデザイン開始しました。

～ここから少しだけ専門分野～～～～～

現代的、かつEROS的に実現するために、
天地を浅めにして、
特異点のバランスを通常と変化させます。
また、ブローとフルリムのバランスを取るために
ブローそのものを細くスタイリッシュにしたかった、
しかし、リムからの肉厚確保できないのと、
部品供給のためのストックで、収縮しない前提を考慮すると
成型が無難かと。
ピン止めして、UFO使って、厚み落して、
リム切れしないように１．１の角を使って等など。
結局リムレスのスタイルにドローイングを変更して・・・・

～専門分野ここまで！～～～～～～～～

できました、これぞ、EROSの愛ブロー。
EROS（＝ｷｭｰﾋﾟｯﾄﾞ）が提案する、愛を呼び寄せる
デザインもブローの厚みも、
極限を追求したデザインが完成しました。


自信満々でボスのところへ持って行きました。
しかも、微妙にため口で
KAｚ『できちゃったよ、EROSのブローです。
　　　みちゃってもOKですけどね。今ならね。』
ボス『うーーーん、かっこ・・・よくはないよね。
　　　もともと古いのを浅くしただけな感じやね。』
KAｚ『ｴ､ﾏｼﾞｽｶ､ｴ､ﾏｼﾞｽｶ』

やり取り15分


ボス『無いね』



ﾁｰｰｰｰｰｰﾝ。


えー、明日から趣向を変え、別な観点から攻めてみようと思います！