[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
EROSというのは、ギリシャ神話の愛の神『キューピッド』のギリシャ語です。かけたときに、人を魅了できるような、魅力のあるデザインを心掛ける眼鏡ブランドになるように願いを込めたブランドネームです。ここでは、EROSのデザイナーとして、仕事の内容はもちろん、 プライベートについても綴っていきます。EROSオフィシャルサイト→http://eros-eyewear.com
| |
麻呂さん
今回、ちょっと早いお休みをもらって金曜日に早退し、 帰りは草津温泉病院から、 キャベツで有名な嬬恋村を抜けて 長野に向かいます。 昔、雪が降る中、この辺で 浅間山の絵を描いていて、 油絵の具が凍って描けなくなってしまった 思い出の場所です。 当時はもっとも過酷な環境下で作品を作っていました。 麻呂さん、自宅に到着。 点滴を持つ運転手さん。 先輩とKAzでストレッチャーを持って、慎重に部屋に入れました。 麻呂さんもなんとなく?ですが、興奮しているように感じました。 部屋に入ってもらって程なく、かぁちゃんが奥から出てきて ご対面でした。この瞬間の為に来たようなもんだから、 そりゃ感動的でした。 この細くて冷たい手と手がくっついて離れませんでした。 『なんでこんなんなったんだろね、、、、。』って 繰り返してました。 この麻呂さんも、若い頃はめちゃくちゃ怖い人でした。 でもやっぱり夫婦なんですね。涙を浮かべて喜んでました。 そう、事故や病気になってはじめて気が付く事や 変われる事がたくさんあるんですよね。 自分自身、そうだったように、 この老夫婦も違う形ではあれど、またこうして 心が1つになった瞬間に立ち会えることが自分にとって幸せでした。 その後、KAzが簡単な食事を作り、 親子3人で2時間だけの水入らずの時間を過ごしていました。 かぁちゃんにひさびさにあって、しかもKAzが台所に立って 食事の準備をしているのを見て、 『あんた、更正したねぇ、、』 なんて消え入りそうな声で褒めてくれました。 その後は、別の部屋で一人で昼寝してました。 (二日酔いだから。笑) 点滴の関係で、たった2時間。 それだけの時間でまたお迎えの介護タクシーが 来ちゃいました。 さすがに寂しい気持ちもありますが、 また会えた、って気持ちが上回っているせいか、 すこしすがすがしい気持ちです。 なんと、麻呂さん。 ここ半年くらい何も口にしてないはずなのに、 帰りのタクシーでは、コーヒー飲んでました。 気分がいいやぁ、なんて言いながら。 すこし元気になったせいか、声も大きくなってました。 そういやぁ、ちっとだけど、昼飯も食ってくれたんですよね、、、。 いやぁ、よかったよかった。 あっという間に病院について、 点滴も問題なく、無事帰って来れました。 麻呂さん、おつかれさんでした。 麻呂さんの病室。 また来ます。長生きしてやー! 最後、無事病院の前で記念撮影☆ 先輩とKAz! なんすか、この指は! 自分がそうだったように。 無くして気が付く。 傷ついて初めてわかる痛みや感謝があります。 その気持ちに応えるための力添えを少しでもできれば そんなに素晴らしい人生はないと思います。 自分の命の使い道、 そういう意味で改めて、大切に生きようと また、思いました。いい休みでした。 PR | カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新トラックバック
プロフィール
HN:
KAz
HP:
性別:
男性
自己紹介:
EROSというのは、眼鏡のブランドです。
主にメンズブランドですが、女性にもかけられるようなデザインとサイズを意識したモデルもあります。 眼鏡、アイウェアーというと、どうしても モノよりな見方をしがちですが、 一番大切なのはかける人です。 かける人がよりよく見える眼鏡。 そして、その眼鏡をはずして素顔を見たいを思わせる眼鏡、そんな眼鏡を作りたいと思います。 かける、魅せる、素顔を気にさせる、 取ったときの意外性や、感動を与える。 そんな眼鏡ができるといいですね。 なにしろ主役はかける人ですから。 今後は仕事の内容はもちろんですが、それ以外のプライベートな情報も載せていければと思いますので、 皆様宜しくお願いします。 カウンター
アクセス解析
|
遠い中、ご協力していただき家族全員、感謝しております。
再会をした瞬間が目に焼き付いて忘れられません。
どんなに会いたかったことか、
本人としては性格、立場上、あまり弱音を言わないが故、
手をギュッと握りしめていた時、込み上げてくるものがありました。
父はなにも言わず、只、ただ、母を見つめていました。
私は、直視できませんでした。
父は、病院に帰っても頭の中は、再会したことでいっぱいだったと思います。
親夫婦共々、感謝していることと、思います。
と言うより100%感謝しています。
また、余談になりますが、管理人“Kaz”の
家族に会えたのも嬉しい限りです。
今回の陰働き本当にありがとうございました。
私自身 “感謝” の気持ちでいっぱいです。
コメントありがとうございます。
ほんっとによかったですね。
そしてそう言っていただけると本当にうれしいです。
また秋にも行きます。
自分もそうですが、親が生きているうちに出来る事、
そして、自分の命がある間に出来る事を
大切に考えながら暮らしていきたいですね。
これからもよろしくお願い致します。