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EROSというのは、ギリシャ神話の愛の神『キューピッド』のギリシャ語です。かけたときに、人を魅了できるような、魅力のあるデザインを心掛ける眼鏡ブランドになるように願いを込めたブランドネームです。ここでは、EROSのデザイナーとして、仕事の内容はもちろん、 プライベートについても綴っていきます。EROSオフィシャルサイト→http://eros-eyewear.com
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初めてのサイズ
今日の夜はグレンフェディックの18年。
そうです、結構、贅沢な夜です。 つまみはオレンジではなく、 変化球で甘夏のピール。なかなかおされな感じで酔ってます☆ 先日、SMとお伝えしたサイズですが、 間違えており、皆様には謝らなくてはいけません。 正確にはF0というサイズでもっともっと小さいサイズでした。なんでそんな基本的な事を間違えるかと言いますとこの手の小さいサイズをKAzが描くのは初めてなんです。伝わらないかもしれませんが、自分なりには大きなニュースというか異変というか、進歩!?なのかもしれません。 過去にこのサイズには何度も挑戦したのですが、 完成したためしがありませんでした。基本的には通常サイズから少し大きめの作品を手掛けてきたので、あまり小さいサイズの作品に向き合う事がありませんでした。溢れだす感情や情熱を出来るだけ激しく、大きく表現したい。見る者の気持ちを奪うべく、そんな気持ちで作品を作っていると、小さいキャンバスに向かった瞬間に何かのついでのような気がして、いつもいつも、途中で製作を進める気持ちが薄れてしまっていました。 そんな自分でしたが、何かの気持ちの変化があったのか。今季の製作期間においては、ちょっと真剣に向き合う事ができはじめました。筆もナイフもそのサイズが必要だという事に気がつきそのために必要な道具を揃え、進めてきました。今まで、小さい作品に真剣に息吹を吹き込もうなんて気持ちになれなかったのですが、きちんと向き合う事が出来始めたような気がします。 いままで出来なかった事が出来るようになれば、きっとそれはそれで〝進化〟であったり、〝進歩〟であると感じます。 こんなに小さな世界の中で自らの感情を表現する事のなかった自分にとって、非常に奥の深い意味を持つ、製作活動でした。一番、驚いたのは、作品が小さくなっても、入れる手数は変わらない。かかる手間は変わらない、という事でした。近景、中景、遠景がきちんと存在し、そこには空気が通っている。そんな事を表現するには、キャンバスの大きさは関係なかった、そんな初歩的な事を今更感じました。大きくても小さくても、それぞれの感情と価値がある、まるで生き物みたいです。自分にとってみれば、子供、みたいな感じなのでしょうか。やっぱり・・・・・まだまだ勉強が足りないという事なんでしょうね。 頑張ります。 PR コメントを投稿する
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プロフィール
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KAz
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性別:
男性
自己紹介:
EROSというのは、眼鏡のブランドです。
主にメンズブランドですが、女性にもかけられるようなデザインとサイズを意識したモデルもあります。 眼鏡、アイウェアーというと、どうしても モノよりな見方をしがちですが、 一番大切なのはかける人です。 かける人がよりよく見える眼鏡。 そして、その眼鏡をはずして素顔を見たいを思わせる眼鏡、そんな眼鏡を作りたいと思います。 かける、魅せる、素顔を気にさせる、 取ったときの意外性や、感動を与える。 そんな眼鏡ができるといいですね。 なにしろ主役はかける人ですから。 今後は仕事の内容はもちろんですが、それ以外のプライベートな情報も載せていければと思いますので、 皆様宜しくお願いします。 カウンター
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