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EROSというのは、ギリシャ神話の愛の神『キューピッド』のギリシャ語です。かけたときに、人を魅了できるような、魅力のあるデザインを心掛ける眼鏡ブランドになるように願いを込めたブランドネームです。ここでは、EROSのデザイナーとして、仕事の内容はもちろん、   プライベートについても綴っていきます。EROSオフィシャルサイト→http://eros-eyewear.com
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シテ島

P1010800.JPG続いて、こちらは、セーヌ川に浮かぶ小さい小島、シテ島に位置するノートルダム寺院。でかいです。中に入ると、ステンドグラスが印象的です。とにかくきれいに!と作られているように見えるこのステンドグラスにも、実は一つ一つ意味や願い、祈りがあるってことを、今回知りました。




P1010806.JPGP1010810.JPG
P1010825.JPG便利なモノがない時代、人の祈りや願いが深いがゆえに出来上がったこれらのもの。なんとも、素敵ですね。今までそんな風に思ったこともなかったのですが、やっぱり、人の心はすごいよな、って思います。思って、願って、祈って、こんなもんつくっちゃうんだもんねぇ~。


P1010812.JPGd65a1cac.jpeg教会の奥へ歩を進めると、いくつもある彫刻のうちの一つがこれ。おそらく、神話や聖書の中の1シーンをとったものと思われますが、人が死ぬ瞬間に、死神が迎えに来ているところを表現しているのでしょうか。よく見て下さい、人間に覆いかぶさってるこの死神の顔。超ぉぉぉこわいんすけど!笑笑
こうしてみると、今にも動きだしそうです。思いが込められてる彫刻ですね。。。

P1010833.JPGこちらは、一歩外れて、ノートルダム寺院から歩いて10分くらいのとこにある、コンシェルジェリーという牢獄。マリーアントワネットが最後を迎えられたというこの牢獄では、3000人もの受刑者がギロチンにかけられたとか。 ギロチンですよ、ギロチン。 ギロチンドロップではありません。しかし、その恐ろしい悲鳴が聞こえてきそうなふれこみとは別に、中に広がる穏やかな空気がまたその緊張感を醸し出します。ここにはまた、ゆっくりと足を運んで、もう一つ踏み込んで、歴史を感じてみたいと思います。




















 
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マルシェで見かけた花の売り方
P1010794.JPGP1010793.JPG日曜日、マルシェで見かけた花。このアングルで見て分かるように、立てて売ってないんですよね。もちろん、花屋では立てて売っているところもあるのですが、場所が狭いマルシェなんかでは、重ねて売っちゃう。なんて斬新な陳列方法なのでしょうか。笑  しかし、この隙間なく積み重ねられるこの花もなっかなか、きれいですね。




P1010791.JPG
P1010792.JPG花をこんな風に飾ったことはないですが、ならではの見せ方、なのかもしれませんね。相当な量じゃないと、こんな風には飾ることができないので、ある意味贅沢なアートなのかもしれません。目が¥マークになっているどこかの絵描きよりも、ずっとアートやピュアを感じられるような気がしました。





 
モンマルトルの丘
P1010766.JPGイースターというキリスト復活祭のための休日の為、ここフランスは月曜日、お休みでした。そこで、観光嫌いのKAzも、今のうちにいかないと、アメリカで結局、自由の女神を一度もみないで帰国したようになってしまうので、観光をしてみることにしました。今回、行ってきたのは、モンマルトルの丘。絵描きがたくさんあつまってるところですね。この写真はサクレクール寺院というお寺。

P1010754.JPGP1010756.JPG中に入ると、こんな感じ。お休みということもあり、中では盛大なミサが行われていました。荘厳な、という言葉がぴったりな空気感、鈍いKAzでもその緊張感はビシビシと伝わってきます。光窓から差し込む光は神々しく、石柱や、石造を照らし出し、見るものすべてをドラマチックに照らし出します。こんなもん、考え出した人はすごいな。と実感。写真からはあまり伝わりにくいかもしれませんが、結構、この中、広いんです。入場料は無料でーす。

P1010769.JPGこれが言わゆるモンマルトルの丘の名物。絵描きがあつまる集落ですね。聞いた話によると、ここフランスでは、作家デビューする前に、こうして、似顔絵を描くのが虎の門だそう。ここから始まって、徐々に自分の作品を発表していったり、セーヌ川で場所取りを許されたりと。。。なんだか、サーフィンのルールみたいですね。置かれている作品も多種多様。ほー!と感心するものもあれば、真剣にやれ!と言いたくなるような作品までいろいろ。
P1010767.JPGP1010770.JPGこれは、実際の似顔絵を描いているところですね。このレベルの差は何?!と感じてしまうほど、そのデッサン能力のレベルは様々。まぁ、立場的に、コメントは差し控えますが・・・・。笑  なかでも、上手だなと感じたのは、この赤い服を着た女の子を描いているじいさま。 基本的には、座ってから20分ほどで描くのだそう。そして、値段は30ユーロくらいだそうですが、現地の人は値切るのだそう。なので、みなさんも、ここに行ったら値切りましょう。もう一つ、注意事項は、サンプルで置いてある似顔絵は、その作家が必ずしも描いた作品とは限らないので、実際に描いた作品を見せてもらってから、好みの作家さんを選んだほうがよさそうですね。

追悼:第五回 『鴻恩展』 終了御礼
あれから一年、やっと一年、たった一年。
まともな意見、真正面を向いてやっと少し、感じる事も出来始めたかなと、自分自身感じます。まだまだ自分にとって全てを受け入れられる事実ではなく、個人としてもどう受け止めていいのかがわからないまま、過ごし、募金や協力など思うままに行動してきました。その時間の経過の中で、何が起きたのかを、やっと感じ始める事ができてきました。まだまだ、自分なんて何も出来ていないし、行動に移せていない。でも、以前、このブログでも語ったように、いつまでも忘れない事、そして、その思いを活動を、いつまでも継続する事が大切だと、それだけは言いきれます。未曾有の天災の中、落とされた多くの命、それを思い囲むたくさんの愛に、追悼の意を表します。
046f58c8.jpeg本日、KAzの個展『鴻恩展』もおかげ様で最終日を迎えました。
皆さんのおかげで、本当に盛況のうちに閉幕出来ました事を、まず、御礼申し上げます。
そして、その最終日の今日(昨日)、3時半過ぎから、心の中で黙祷をはじめました。たくさんの話の中から、ひと時だけ、意識を集中させ、その思いの全てを捧げました。こうして、自分の個展の最終日がかさなるという事は、やっぱり何かの縁、そして、自分が継続して続けなくてはいけないという使命を勝手に感じております。今回の個展の終了&搬出にもたくさんの友人が集まってくれ、あっという間にその作業を終える事ができました。その後は、東京から遊びにきてくれた友人を含め、KAzの福井仲間と飲んで、先ほど、帰ってきました。
今日の報告は、またいろいろありますので、また次回にしたいと思います。個展にいらして下さった多くの方、遠方から応援をくれた友人達、そしてなにより裏方で支えてくれた仲間達に、感謝感謝の文字通り、〝鴻恩〟に値する時間となりました。ありがとうございました。



第五回 『鴻恩展開催』 &ラジオ出演
この二年間、捧げてきた製作活動をご覧頂くべく、
KAzの個展を開催致します。じゃじゃん!
その名も『鴻恩展』(こうおん)←またか!
2012年3月7日~11日(日)
福井市美術館2階ギャラリーで開催です。

んーーーやっと、と言いたいところなんですが、
実は未だに自分の中では何かが進行している、というか、製作そのものも終わっていないような錯覚を覚えます。考えてみると、それだけ、この20カ月は、生活の一部に密接していたというか、頭の片隅に製作の事があったのじゃないか、と思います。いろんな思いや感覚を表現してきたこの時間をできるだけリアルにお伝えできればいいな、と思います。今日はこれから搬入なのですが、いま、自宅では、搬送を待った作品達が置いてあります。その量はリビング半分が埋まってしまうほど。よくもまあ、こんなに描いたよな、と我ながら思います。ちょっと気持ちが悪い気もします。。。。笑
この個展においては、プレス・新聞社・県・市の皆さまなどなど、本当に多くの方々の支えがあり、実現したわけでありますが、全国でリアルタイムに感じていただけるひとつに・・・・!

3月7日夜7:00~
たんなんFM夢レディオ
『ART OF MATERIAL』
と称して、
なんと、KAzの番組一時間放送致しますー!!!!

お前は何さまだ、というご意見もあるとはおもいますが、そこは、まぁ、お許しください。様々なご協力を賜ります中で、こういうご縁に巡り合えたという感じでございます。しかしですね・・・・今回の収録、KAzとその友人3人を招いて問答形式で今回の個展のアウトラインを伝えていく、といった趣旨だったのですが、、、、。KAzを除くメンバーが、想像以上に、酒を嗜まれ(笑)、収録はグデングデンに・・・・・(笑)
挙句の果てには、ラジオ局の人まで大爆笑という展開にまで発展し、果たして、あの収録の内容が、トリミングされ、うまくまとまるかどうかが非常に心配です。。。。
また、今回、翌日健康診断を控えたKAzのみがしらふなので、一人だけテンションが違うとは思いますが、その点はご容赦くださいませ☆
皆さまのリアクション、おまちしてまーーーーす☆

P1010583.JPGそして、そしてー!先日、福井県を代表する情報誌、〝ウララ〟にて、同じく鴻恩展のご案内を頂けました。お尻が浮くくらいにお褒めの言葉を頂いておりますが・・・。KAzがビックリしたのは、今回のフォトグラファーの方。超自然体のフォトグラファーの方だったんですが、あっという間に撮影を終えてました。あれが狙いなのか、素なのか、自然体を引き出すための自然体なスタンス。EROSを通してこれまでたくさんのフォトグラファーの方々にあってきましたが、こういう方もいらっしゃる、しかも福井県に!という驚きを感じました。まぁ、今回は、そういう話ではないのですが、それくらい感動した、という事でした。それでは皆さま、明日から個展、よろしくお願い致します☆
キャパオーバーかもな。
最後の最後。
個展への準備も大詰め。
141e3dc9.jpeg既に完成していた気になる作品の手入れ、これも今までは一切した事が無かったんだけど、今回はしました。んー初めてかも。。。もともとやっぱりどこかで迷っていたんだと思います。距離感というか、世界観というか、自分の中での感覚がつかみ切れていなかったというか。この作品については、最後まで悩みに悩んだ作品となりました。対して綺麗じゃないし、感動が伝わるような絶景でもないですが、自分自身と対峙した事や悩みながら描いた事などが伝わればいいなと思います。そんな意味での出展も面白いんじゃないかと思います。
1e930f92.jpegこの時期、全く季節感のない作品の完成となりましたが、海を出したいな、と思い、ここ数日、夜な夜な完成に向けて描き続けてきました。この作品については、ここ最近の細かさや描写を取り入れず、自分の昔のタッチを入れてみたいなーと思いながら描きました。手前の岩場はほとんど黒いですが、実は結構描いてまーす。個展の際には是非ご覧ください。
さて・・・・・・ぼっちぼち、キャパオーバーかな、と。
体力はあるつもりだったし、絵もこうして未だに描き続けてるけど、精神的におかしい、、、というか。
歯医者を忘れる、同じ事を二回繰り返す、旅行会社のおねーさんに、海外への便の出発の日程を伝え間違える等々、全くうまくいきません。
今晩はちょうど12時ごろまでフランスとのやり取りをしながら仕事はしていましたが、そのデザインインプットの捉え方そのものがずれていたり。。。。やる事の量、種類、数が重なりすぎていて、ちょっと、これはキャパオーバーかもしれません。 ホントは、あと一点、描き上げたい作品があったのですが、その作品の完成はあきらめよっかな。 本当は、もうすることが無いのに、何か忘れているような気がしたり、その逆で、完璧!なんつって、実は抜けてたり、、、、。あんまりそういう事ないので、結構落ち込んでいるKAz君でした。。。
明日は先週に引き続き、人間ドック・・・。酒も飲めないし、飯も食えないし。。。
もうーぼちぼち寝るかな。。。今日、献血のおばはんにはよ寝ろって言われたしね。
福井県、明け方二時半の気温、-4℃。
鼻が凍るなこの部屋・・・・・・。
製作だけ。
自分の為の時間、でした。
仕事もない。教室もない。
どこかで講演の依頼もボランティアもない。
81e7e0af.jpegここ最近、新たに描き始めていた今期の製作では最後の屋久島の風景。このブログをご覧になっていただけている方には、いい加減、同じテーマはやめたら?とも言われてしまいそうですが、今回もまた新たな自由を感じながら描けています。真ん中の木、その周辺に密集、敷き詰められた絨毯のような木の根の地の他の向こう側の空間。このコントラストを表現したくて、ここまで極端に?!と思っていましたが、それもありか!?と思いながら、少しずつ描いています。最終的にどうなるかは、まだわかりませんが。。。。
abbc6921.jpegこの作品も同じく手前の根の張る大地と奥に広がる空間のコントラストを楽しみながら進めている作品。上の作品に比べて、まだまだ完成には時間がかかりそうですが、この作品にも自分の新しい挑戦や、気持ち、変化を込められているんじゃないか、と思います。



8f1585fe.jpeg続きまして、この作品。
このモチーフ。
気持ち悪いと思われる方もいるかもしれないですが、自分にとっては、生命力や、樹木の頭脳を感じたモチーフでした。どう思われても自分の描きたいモノを優先し、素直に、素直に描いてきた作品です。これも完成にはまだ少しかかります。


それにしても、とにかく、この週末は、自分の為だけに、自分の作品の為だけに使えてる時間となりました。
ふと、描きながら思ったのは、毎週、毎日、こんなに時間があったら、どんだけ絵がかけるの!?と。
もちろん、体力の問題もありますが・・・。今日はちょうど15時間。そろそろ寝ます。
明日も休みだから、今日はウィスキーを酔うまで!!!!!!なんて思ってましたが、こんな夜に限って、酒の事を忘れて没頭してしまうんですね。。。平日だと深酒してしまうのはなんでかね。。。。











 
DM
160aee64.jpegあっという間に一月も終盤。
気が付いてみると、個展のDMも作らなくちゃ!
って事で、ご報告。
これまでの個展のDMはある有名なグラフィックデザイナーさんに作成してもらっていましたが、今回は、ちょっと、期間が短く(DM作るの忘れてた)頼むのも悪いかな、と思い、自分で作ってみる事にしました。以前は、二枚の作品を二つ合わせて一つの画像にしていたのですが、今回は、久々に一点だけの作品にしてみました☆
季節は春、イメージは桜。
そして、今回の製作の中での大きな大きな進歩?と変化であった思いが詰まった作品を選んでみました。こんな大きな空間を作品の中に取り入れたのは初めてで、いいかどうかなんてわからない。でも自分の中での足跡のような意味で、形に残しておきたい、そんな思いもあり、この作品にしてみました。鴻恩展の文字が入ると、心なしか、締まって見えます。
んーーーぼっちらぼっちら、おれも気合が入ってきました。製作活動はまだ続きます。もう少し、描きたいモノがあるので。。。☆頑張るぞ――!









 
子供のデッサン
3c1d53ff.JPGcbdf835b.JPGここ最近、個展に向けての作品が溜まってきてアトリエの中のスペースが無くなって来ています。そこで、これまでの資料や雑誌を捨ててみました。そのゴミの中に、めっちゃ懐かしい頃のデッサンが出てきました。高校三年生の頃のデッサンです。当時、デザイン専攻志望だったKAzは鉛筆デッサンの専攻になるんですねぇ。そうそう、こんなんだったなぁ、とほんとに懐かしい気持ちになりました。この一生懸命描いてる感じのサッカーボール。笑 きっと予備校の先生は、この一杯一杯さに苦笑しながらも、採点してくれたんでしょうね。笑 右側の縄。 このモチーフが出てきたときには、本当に教官に向かって
『あほか!二時間でこんなもん描けるわけねーだろ!』 なんて言ってた自分が恥ずかしくて仕方がありません。教官がおっしゃっていたように、集中すればかけるモチーフなんだって描いた後に感じた覚えがあります。こうしてみると、今の自分も少しは進歩があるんだなぁ、と思いました。ということで、最初で最後、KAzの子供の頃のデッサンはこれでバイバイです☆
忘れられない森の海
c89349fb.jpgあんまり今の季節とは関係のない風景になりますが、この年末と年始に描き上げようと、しばらく向かってきた作品です。今でもこの、屋久島の湿気やざわめき、気配等の息吹を感じられるような興奮を、心の奥の奥で感じる事ができて、そんな自分の感情に偽ることなく、素直に表現できた作品になりそう。この絵がいいかどうかなんてあんまり自分にとっては関係なくて、本来のKAzのスタンス、描きたいから描く、そんなレアな気持ちだけを抽出できたような作品でした。ここでも、今回の挑戦、描きたいモノは描く、それ以外のものは黙らせていく。作品の中でいろんなものを操るような気持ちで面白く描けています。そろそろ完成に近づいてはいますが、んー、もうちょっとかな、というところです。何がどう、なるのかわかりませんが、もう少し、向き合ってみます。この作品、今回のコレクションの中ではちょっと大きめ、です。
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KAz
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男性
自己紹介:
EROSというのは、眼鏡のブランドです。
主にメンズブランドですが、女性にもかけられるようなデザインとサイズを意識したモデルもあります。
眼鏡、アイウェアーというと、どうしても
モノよりな見方をしがちですが、
一番大切なのはかける人です。
かける人がよりよく見える眼鏡。
そして、その眼鏡をはずして素顔を見たいを思わせる眼鏡、そんな眼鏡を作りたいと思います。
かける、魅せる、素顔を気にさせる、
取ったときの意外性や、感動を与える。
そんな眼鏡ができるといいですね。
なにしろ主役はかける人ですから。

今後は仕事の内容はもちろんですが、それ以外のプライベートな情報も載せていければと思いますので、
皆様宜しくお願いします。
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