みんなの暖かい気持ちは
まだまだ続きました。その後も支援物資のご協力は後を絶たず、最後の方にいただいたのは、最重量級、お米30㎏！一階から四階まで担いで上がる途中に、ダンボールをもらいに行ったりして、危なくへなへなとなるところでしたが無事、デザイン室に到着！お米の袋には無洗米、洗わなくていいように・・・と書いてあります。なんて暖かい言葉なんでしょうか。
こちら、初登場の新デザイナー。今回の件では、すごく頑張ってくれています。ダンボールを目の前に
新人：「こ、これは何と書けば？」
ＫＡｚ：「それはなんだ？」
新人：「せ、生理用品です!!!」
ＫＡｚ：「んならそう書いとけ。」
新人：「えええええ!?!?!!」
いちいち騒ぎながらの梱包はやがて終わりました。
なんと、この生理用品、ＫＡｚじゃ買えないでしょ、と、外部の方がわざわざ買って持ってきてくださいました。買えないどころか、自分じゃ気付く事すら・・・・女性ならではのお気遣い、ありがとうございます。
こんな時、ＫＡｚのＪｅｅｐは役に立ってくれました。一体、この荷物、本当に乗るんだろうか、と不安でしたが、3人乗りの後部座席を前に倒して、入れてみたら、ぎりぎりでしたが、きちんと乗りました。さすが、Ｊ３７!!　素敵！
やがて、発送元の本部に到着しました。この看板をみると、やっぱり現実なんだよな、って改めて思ってしまいます。心の奥の方が少しだけ熱くなりました。中に入るとこの支援物資の量。涙が出そうになりました。自分の住んでいる町にもこんなにたくさん熱い気持ちがあるんだな、って感じました。しかししかし。われらが物資搬送部隊の荷物の量に、受け取り側の方々もびっくりしたご様子。半端じゃない量だったからね☆
「おい、カップラーメン何個入ってた？」
「おむつ何袋ある？」
「おしりふきはいくつ？」
相次ぐ質問に、新人、困っちゃいました。しかし、この手はやめとけな。気持ちが悪い。その後もどんどん荷物が搬入されていき、やっと終わりました。無言でしたが、みんなが同じ気持ちで、通じ合ってる、という不思議な感覚にとらわれました。
と、いつまでも感慨に浸っているわけにもいかず、そのまま会社へリターン。仕事も仕事で大切ですから、その後は気持ちを切り替えて業務再開!!!!前回も書きましたが、ほんとに大切なのは、継続、これで終わったんじゃなくて、俺たちの活動はここから始まるんだ、という気持ちを持ち続けることが大切だと深く感じます。
ここでみんなにお願い！（またか！）
今回、新しい洋服（わざわざ買ってくれて！）と、先にご紹介した無洗米の受け取りを断られました。時期が来ればそれも募集するかもしれない、とも言われましたが、どうなんだろ、それまで待つんか？との疑問に対して、それでも受け入れをしてくれる非営利団体がここ福井県でもあるだろう、とのＹＵ、新人、ＫＡｚの答え。そこで、もし県内でのその受け入れ先をご存じの方いらしたら、コメントに書き込んで教えてください。被災地では食料を巡って、空気すら悪くなっているとのこと。できるだけはやく、届けてあげたい!!!　頼む!!!

追記：今回の呼びかけで、様々な方にご協力いただけた反面、私は募金で、私は別の機関で、とのご意見、お返事を頂戴しました。お返事いただけた事、ありがとうございました。どこからでも、どこを経由しても、どんな形でも、動く事には変わらないと思います。単純で、直接的な動きや言動しか取れない自分の行動で反対に、お気遣いさせてしまったこと、お詫びいたします。