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EROSというのは、ギリシャ神話の愛の神『キューピッド』のギリシャ語です。かけたときに、人を魅了できるような、魅力のあるデザインを心掛ける眼鏡ブランドになるように願いを込めたブランドネームです。ここでは、EROSのデザイナーとして、仕事の内容はもちろん、 プライベートについても綴っていきます。EROSオフィシャルサイト→http://eros-eyewear.com
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フランス②
Trocadéro ほにゃらら という映画の舞台にもなったトロカデロ広場。 つるんつるんの石畳のこの広場は、雨が降ると、そこが鏡のように エッフェル塔を映し出します。自分は、ここから見る夜中のエッフェル塔が 一番好きでした。 実は、この作品に使っているのは、窓枠。 今回のフランスの作品の大半は、 現地のブロカントで仕入れた古い額縁が多いのですが、 この窓枠は、自分が一目ぼれして購入したもの。 (額縁ではありません 笑) 特に、この鍵穴と、この絵には深い関係があるのですが、内緒です。 笑 Alignements de Carnac 紀元前に巨人が作ったと言われるカルナック遺跡。 諸説はいろいろありますが、実際のところは、未だ解明されてないそうです。 自分は巨人説に一票! Mont-Saint-Michel et sa baie 真冬に行った時のモンサンミッシェル。 頭が痛くなるほど、寒かったのですが、早朝には空がピンクに染まって めちゃくちゃキレイだったのでよし! 笑 昔は監獄としても使われてたそう・・・おそろし。 PR
フランス①
これまでもいくつか、紹介してきたので、
重複してしまうかもしれませんが、何卒ご容赦を。 Catacombes de Paris イタリア語ではカタコンベ。 以前、このページでも紹介したパリの街の地下にある墓地。 恐ろしいくらいの人骨が並べられてるこの場所は、めっちゃ寒い。 なんでも、600万人が納骨されてるのだそう。 Étretat モネやセザンヌも描いたエトルタ。 自分は違う角度で、違うエトルタを表現したく遠景にしました。 今回の個展では、いくつかの角度で、このエトルタの海岸を描いています。 Saint-Malo ここは、昔、コルセールと呼ばれる海賊の拠点になっていた海。 天気のいい昼間は、さわやかな海なのですが、天気が崩れた時や 夜になると、その真逆で、恐ろしい海に変わります。 とにかく風が強くて、海水が混じった風は前も見えにくて痛い!(笑) でもそのぼやけた景色がなんとも幻想的なのでした。
Action③
続いて西原村に行きました。
西原村は御高齢者が多く暮らし、現地の方々だけではなかなか復興が進まないエリアだと聞いていました。また、最も被害が大きかった村の一つであるとも聞いていました。他ボランティアの方々とは当然ながら初対面…。 西原村のボランティアセンターは市役所でしたが、役所そのものが倒壊寸前という事で全ての手続きや、人員の整理は、屋外でされています。 西原村でも大きな被害とその爪痕が色濃く残り、悲しい情景でした。 我々は既に倒壊している住宅の家具の撤去にあたりました。 危険が伴う為、自己申告制での参加となりました。 ボランティアは、被災された方々から寄せられるニーズにのみ対応する事が原則とされ、その日の活動はその内容のみ、とされるのが通常ですが、この日、お邪魔した御宅には、仏壇が飾られていました。本当はいけないのかもしれませんが、砂にまみれた仏壇の掃除をしても良いか、と尋ねてみたところ、是非、という事で、こっそり掃除させてもらいました。 屋根が割れ、柱が折れている家屋の中で、御家族はこれまで手つかずでそれどころではなかった、と仰っていました。実際に避難勧告がなされ、我身の安全を確保する事が最優先の状況下でそれは当然である事や、そういう手の届かないところをお手伝いする為に我々が来たんだ、とっ説明し、最後に手を合わせて後にしました。 神社仏閣を容赦なく形を壊すこれら自然の被害を目の当たりにしました。
~経過~
現在、集中した豪雨にあっていた阿蘇地区は、村へ通じる全ての経路が土砂崩れにより通行止め、すなわち村一体が孤立していた状態でした。一旦、雨が上がり、塞がれていた道路は一時的に土砂が撤去され、かろうじて通行できる状況にはなっているようです。
Action②
大分県竹田市から南阿蘇までは、車で約40分。
様々なニーズと場所に合わせて、人員が割り振られます。 この日は、倒れかけたブロック塀の破壊とその撤去。 御依頼主の御宅は未だ、顕在ではありますが、いつ、壊れるかわからない状況でした。しかし、御自分の家よりも、そこを通りかかる方々の安全が優先という事で、このブロック塀を全て撤去する御依頼をされたのだそう。先が見えないこの状況から、心の苦悩が感じられます。 作業終了後、少しお話しをお伺いする事ができたのですが、最後の最後に、大粒の涙をこぼされた時には思わずこちらまで、となりそうでしたが、今日よりもこれからの一歩が大切ですからね、と会話を交わし、御宅を去りました。 撤去した瓦礫等は、南阿蘇にある集積所に運びます。 瓦礫の山は、被害の大きさを悲しさを伝えるのに十分すぎる重みを与えました。 その後、南阿蘇ボランティアセンターに戻った後、 時間を使い、話を伺いました。必要なモノがなかなか追いつかず、作業を中断せざるを得ない事もあると言います。ここで必要だったのは、まずは、UV加工した土嚢(どのう)袋でした。 瓦が落ちてしまった屋根にブルーシートを張りますが、それを抑える為の土嚢袋が必要なのですが、直射日光を浴びるために、劣化を抑えるためにもUV加工しているものが必要との事。 近所のホームセンターに行き、70,000円分の土嚢袋を買いました。 そんなに在庫がありません、と言われたので、足りない分は、発注し、南阿蘇に届くよう手配をしておきました。 土嚢袋と、瓦礫を運ぶためのコンテナ。 これも現地に行ってみなさんにお話し聞かなければわからない物資でした。 現地で活躍される方は本当に、毎日一生懸命でした。 全ての事に真剣に向き合い、真剣に毎日を過ごす、彼らでした。 これからも応援しています。
Action①
現状は過酷で厳しい状況でした。
こうしてブログでの明記も憚られる程ですが、 ニュースや報道では無く、自分のような一般の者が記す事で 現実を少しでも皆様にお伝えできれば、という願いを込めて記します。 行先は南阿蘇。 崩壊した阿蘇大橋を境に西側が熊本市内側、東側が南阿蘇、というイメージです。 行くのはたった一人なので、エリアは焦点を絞る必要がありました。 福岡手前で南下し、大分側から山を越えていくルートを取りました。 最も被害が甚大なエリアでの一つで、今も余震が絶えない事もあり 村を離れる人、ボランティアも危険が伴うエリアがあるという事で このエリアに決めました。 南阿蘇ではいくつかの避難所があるのですが、何処に物資の受け入れは中断している、という状況から、これと言って的確な物資は思いつきませんでした。強いて言えば、KAzが所属するベースキャンプの方々に、作業終了後渡す果物があれば、良い、と言われたのが唯一のリクエストでした。それを車に積み込んでの出発でしたが、それはそれは、遠い道のりでした。 ただ、今回は、熊本・南阿蘇からの事前受諾を受け、その書類を県庁に提出し、 キチンと手順を踏んだ為、高速道路代は無料。(但し、途中下車、等は禁止) 拠点になるベースキャンプは、この地図の外。 活動の中心は、赤印の南阿蘇ベースキャンプ。大分竹田市からは車で40分程。 夜の消灯は10:00。 起床は4:30。 まぁ起床と言っても、決まってはおらず、準備が出来ていなければ 置いて行かれるだけです。
熊本
大変ご無沙汰してしまいましたが、今回の熊本地震では また多くの方が被災し、悲しい思いに明け暮れております。 心からお見舞い申し上げます。 地震の時、丁度、KAzはアメリカ出張中でしたが、 時を経て、変化していく状況を見据えていましたが、 熊本に行くタイミングが近づいてきました。 GWの後に人が減り、梅雨が近づくこの時期に人が減り、 冷静に見守ってきましたが、予想したとおりでした。 熊本では、6月5日に梅雨入り、と聞きました。 その梅雨の真っただ中に、南阿蘇地区に焦点を絞りました。 行ったって役に立たない ⇒行ってみないとわからない。 ボランティアは余ってる ⇒いろんな情報が溢れていて、何がほんとかわからない。 みんな同じ気持ちでいると思うし そう信じています。 だから行く、とか、だけど行かない、とはそういう事では無くて 縁がある、そう感じて、それが許される者が行く、そういうモノだと思います。 これまでの多くの未曾有の災害があり、だけど、今回は行く、それは 自分が行く運命だから。 そういうものなのだと。 語れば、後から後から言葉は出てきますが、今はまだこれだけ。 今は、絵を描いてる場合ではないと。 雨が降り、人が去る南阿蘇にも人はいる。 そこには思いや気持ちや願いも希望もある。 自分がそこで何ができるかは、行ってみないとわかりません。 なので、この目で、この体で、何かを感じてきたいと思います。 このブログでたくさんの人からの気持ちをいつも頂いています。 無事に戻ってこれた後、語るべき事があれば、また語ります。 片道1000㎞、頑張ってきます。 勝手に感謝しますが、 みなさん、いつもありがとうございます。 いってきます。
ホームページ
遅れ馳せながら、作品のホームページを作りました。
http://katakahajapan.wix.com/mysite 普段、EROSを応援して下さっている皆様には、 作品の経過までご覧頂いているくらいなので 改めて発表するほどの事でもないのですが、 この夏、ヘルシンキの美術展に作品を出展する事になり、 その際、何かしら、発信する拠点があった方が 望ましい、との事で、今回、簡単ではありますが 作製してみました。 よろしければ、皆様、ご覧ください。 KAz | 次のページ>> | カレンダー
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プロフィール
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KAz
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男性
自己紹介:
EROSというのは、眼鏡のブランドです。
主にメンズブランドですが、女性にもかけられるようなデザインとサイズを意識したモデルもあります。 眼鏡、アイウェアーというと、どうしても モノよりな見方をしがちですが、 一番大切なのはかける人です。 かける人がよりよく見える眼鏡。 そして、その眼鏡をはずして素顔を見たいを思わせる眼鏡、そんな眼鏡を作りたいと思います。 かける、魅せる、素顔を気にさせる、 取ったときの意外性や、感動を与える。 そんな眼鏡ができるといいですね。 なにしろ主役はかける人ですから。 今後は仕事の内容はもちろんですが、それ以外のプライベートな情報も載せていければと思いますので、 皆様宜しくお願いします。 カウンター
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